2023年10月4日水曜日

1/35 タミヤ BT-42 製作記02

 1/35 タミヤ BT-42 製作記02です。

行き当たりばったりモデリングは続きます(笑)

BT-42の戦闘記録などをグランドパワーなどで読んだりしていると、なかなか情けない失敗作ですよね。一見巨大な砲にデカい砲塔で強そうに見えるけど、装甲は20mmで装甲車並みで砲は旧式で、しかも成形炸薬弾の開発に失敗した可能性もあって対戦車能力が著しく低い(涙)のでなかなか活躍している勇姿は作りにくいです。なので街中を車輪装甲している姿を作ったら面白いなと。あんまりこの姿を作った例を見たことがなかったし。

よしよし、1943年頃の継続戦争もカレリアを奪回して落ち着いた頃にヴィープリ辺りの市街を走っていたらカッコいいじゃないかと。そのころBT-42がヴィープリにいたかどうかは知らんけど(笑)。

とりあえずジョイントをぶった切ってステアリングを切って、


ステアリングさせるためのブームをプラ棒と、キットのパーツで作って


それらしくなりました。

失敗した砲塔は積みのBT-42を引っ張り出して作り直しました。カッコ良くなりました。

特に砲身基部の先尖ボルトがカッコいいですね。

そのほか、装備品パーツをいろいろ付けました。

ワイヤーが木綿糸からナイロンに変わっているんですね。これなら、けば立ちがなくていいですね。




ここまでで、車体はの組立はほぼ完了です。

フィギュアはこれから考えるのでハッチは接着してません。

街路を車輪で走る戦車。どんなフィギュアがいいでしょう?



2023年10月2日月曜日

タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車N型 第501重戦車大隊 製作04

 タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車N型 第501重戦車大隊 製作04です。

足回りのウェザリングが納得できず、迷走していましたが、付けたテクスチャの上からバフを吹き直したら、それなりに納得できるところまでいけました。

最近のマテリアルそのものに色を付けてウェザリングしていく手法にこだわりすぎていました。テクスチャにエアブラシで吹いていく基本を忘れていた気がします。



さて、ここまでできたら普通は小物の組み付けに移ると思いますが、キット触るのに少し飽きていたのでベースを作る事にしました(笑)メチャクチャです。


コルッキーというマテリアルを使いました。
中に、コルクだかなんだかが混入された粘土で凸凹のテクスチャが作れる粘土です。
という触れ込みでしたが、以前使って形状が作りにくくて使用を止めていました。
とはいえ一袋残っていたのでデッドストックになるのもいやなので今回はこれを使います。
多分これがコルッキーを使う最後になりますね(笑)
ベースをマスキングしたあと、木工ボンドを塗りながら薄くしたコルッキーを置いていきます。今回は道路なので平坦で良いですね。



乾いたら、チュニジアの写真で見かける路側の石積みを作りました。
素材はシーナリーブラスタを板状に固めておいてハンマーなどで砕いたものです。
砂漠の険しい石や岩にはぴったりの素材です。これを木工粘土で固めながら積みました。


乾いたところで、KATOのバラストを木工ボンドで固めながら適当にまきます。

ここでも疎と密を意識しつつまきます。

その後乾いたらエアブラシでライトイエローブラウンとバフを吹きます。均一にならずバフがハイライトになるように。



戦車を置いて様子を見ます。後ろからフィギュアを置くので前寄りに配置しました。
路外に草を植え、スタティックグラスも枯れ草としてまきました。
乾いたらもう少し緑も加えつつ自然にバランスを取ろうと思います。
これから、ピグメントも使って道路内の埃っぽさを表現していきます。

2023年9月28日木曜日

1/35 タミヤ BT-42 製作記01

 1/35 タミヤ BT-42 製作記01です。

作りかけも、いっぱいあるなかで、プロモデラー、リョータさん主催の「プラモつくろうぜ会」に参加して組み立てるために(笑)タミヤのBT-42を始めます。


というわけで前夜、シャーシの箱組まで組み立てて、出陣です。

が!なんと、「つくろうぜ会」当日会場まで行って道具を拡げて、「さあ始めるか」となったところでインストを家に忘れていることに気づきました。バカです。大バカです。急きょ会場近くのキッズランドで一個購入。積みプラ、プラースワン!…バカです…

いちおう会場では4時間くらいかけて、この辺まで作りました。で、翌日から作業続行です。



車体の大枠ができたので、砲塔を完成させようと思ったら、大変な事が発覚。砲身基部の外側の防楯を上下間違えて接着しており、砲塔本体にうまく接着できない、酷いスキマができちゃいます。あー、やっちまった!



仕方ないので、先日購入した積みからFパーツを取りだして砲塔を作り直しました。

ついでにエッチングパーツも付けて砲塔は完成(コマンダーズハッチはフィギュアとの絡みがありそうなので未接着)ただ、インストには開状態にも選択出来るとは書いていない。

このBT-42タミヤには珍しく地雷が多い気がします。


さて、ここから悪い虫がでて、履帯を履かずに車輪走行状態で作ってみようかと思い始め強引に第一転輪をステアリングさせました。


小パーツが折れたりしていますが、これはステアリングさせるためにどうせサイズ調整するので無視、パーツは開梱した積みから持ってきます。失敗2個イチモデリングです(笑)

で、ここで新たな問題発生。勢いでステアリング切ったけど、外した履帯をどうするか?

ソ連軍のBT-7などではフェンダー上に履帯を置くためのラックが作られていますが、フィンランド軍のBT-42では見たことがありません。そもそも推奨しない運用らしいので、わざわざそんなものを作らずでっかい雑具箱を作っています。

履帯を外すシーンなら車体はそのままでいいけど、「なぜステアリング切っているんだ?」ってことになります。ラックを妄想モデリングで追加するか、外したまま、デモンストレーション的に街中を走っているか、悩み中です。

新学期も始まるので忙しくなって、模活もスピードダウンしますから、まあ、ゆっくり考えます。


2023年9月25日月曜日

タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車N型 第501重戦車大隊 製作03

 タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車N型 第501重戦車大隊 製作03です。

ウェザリングに入りましたが、失敗談はX(Twitter)で書いているので、今回は簡単に。


タミヤの情景ペイント、ダークアースでテクスチャーを付けました。ダークアースと、車体のゲルプの色味が全く合わず、気持ち悪いので、ウェザリングカラーのマッドアンバーを塗りました。湿った泥っぽくなりました。


乾いたら、上からウェザリングペーストのマッドホワイトを塗りました。乾いた泥のつもりです。これまた、白くなりすぎた上にマッドアンバーとの色味の違いが大きすぎ、
ひどい違和感が…。

フィルタリングで色を乗せてムダな抵抗を試みますが、ダメ、どんどん気色悪くなって、「蔵六の奇病」になってきました(笑)

もう、諦めてバフを吹くことにしました。表面のテクスチャーは気に入っていたので、これで乾いてこびりついた泥っぽくなってくれればOKです。




まあ、それっぽくなったのでこれで良しとします。

結局テクスチャー+バフが最強でした。こんどはフィンランドもので湿った泥に再度挑戦します。

あとは、小物をいろいろ加えていきます。ただ、なんとなく作り始めたのでどういうシチュエーションなのかなんのプランもありません。

どうなることやら…


2023年9月20日水曜日

タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車N型 第501重戦車大隊 製作02

 タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車N型 第501重戦車大隊 製作02です。

OVMと、牽引ロープ、予備履帯等を筆で塗装します。で、そのあとトップコート光沢で表面を滑らかにして、デカールを貼りました。大隊本部04号車にするつもりがFOXのデカールがバリバリ破れたので、急きょ06号車に変更😅

今回はOVMなどもタミヤアクリルで塗りました。このあと、ウェザリングでエナメル系など使うので…とおもったらトップコートするので普通にエナメルで塗っても良かったかも(笑)ここからタミヤのスミ入れ塗料ディープブラウンでピンウォッシュです。


基本塗装でやらかしたリカバリーで使った油絵の具の筆目が思いのほか深いのでデカール大丈夫かと思いましたがタミヤのマークフィット(スーパーハード)が高性能で助かりました。


今度はフィルタリングです。上面はお空の青系、側面は地面からの反射光をイメージして、黄色と赤系でフィルタリングします。



ピンウォッシュとフィルターが乾いたら、トップコートつや消しで再度コートしました。

ここまで来るとかなり色味も落ち着いてきます。意図した通りの彩度の高いゲルプになってくれました。でっかい06のデカールカッコいいです(自己満足)

ベースのレイアウトなど考えつつ、何枚か記念撮影。金曜の夕方までは忙しいのであまり制作はできませんので、今日は結構進めました。モチベ上がってきましたあ!





あとは、スキマ時間を使いつつ、荷物を積んだりウェザリングに入ります。やらかさないよう、がんばります。



2023年9月18日月曜日

タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車N型 第501重戦車大隊 製作01

 5月に帰省した時に、素組みで作り、名古屋に戻りにシャドウと、基本塗装。

8月にチュニジアの501重戦車大隊で行くことに決めて、後部のラックを作り…

ここまで放置状態でしたが、今日から完成に向けて動き出しました。といっても車体の素組みは終わっていますから、501重戦車大隊のⅢ号戦車の特徴である、予備履帯を使った増加装甲です。砲塔上と上部車体前面、下部車体前面に装着しています。


特に車体下部前面はツルハシを使った面白い固定方法をしています。それができるようにストックからカステンの予備履帯を引っ張り出しました。


あとは、車載機銃周辺の土嚢くらいでしょうか。写真では予備転輪の位置が標準とは異なるようですが、移動元の場所に何があるのか分からないので、今回は標準位置のまま行きます。


写真ではフェンダーに木箱のようなものを装着したりしているので、これも用意して、装着予定です。

あと、写真では履帯に泥が固まって固着しているので、これはタミヤの新製品、「情景テクスチャー粘土」を使ってみることにしました。


意外と良い感じです。意外と大きな樹脂の欠片がたくさん入っていて地面を作るとかなり良い感じになります。ただ、今回のように狭いところに塗り込むには正直邪魔になりました。



今週からは、足回りのウェザリング、予備履帯の留め具装着、OVMの塗装、荷物の積み込み、全体のウェザリング、フィギュアの塗装、ベース作りと固定という流れになります。

ただ、今週は業務繁忙で、あまり時間が取れないので今月いっぱいに完成できれば御の字かなあと思います。現実的には10月初旬でしょうか。

2023年9月17日日曜日

タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記08

 タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記08です。

ベースに車体を置きながらスタティックグラスを置いていきます。同じスタティックグラスを植えていくと単調になってしまうので、ここでは草原−小さな草−砂地と変化するのを意識して植えてみました。戦車の下になるところは見えないので高価なスタティックグラスは使わずにタミヤの情景テクスチャーペイントで済ましています(笑)画像の真緑のところです。



戦車を置いたりしながら調子を見ます。単調になりそうなところに粗密を考えながら麻紐をほぐした草も植えました。

スタテッィクグラスが固着したら、ベースの地面の端部分をスーパーフィックスで固めます。これは乾いた粘土の地面がポロポロ欠けて汚くなるのを防ぐためです。以前は木工ボンドを使っていましたがベースとの質感の違いがでて困りものでした。いまは乾燥したらマットになるスーパーフィックスが便利ですね。
BT-7も砂と油の汚れを入れて完成です。排気部のメッシュは破って錆びさせています。
排気管のサビなども置きました。
ただ、BT-7は資料が少なくOVMなどが、正体が分からず、どう塗り分けて良いのか分からないものも多く、これは困りものですね。


置きながらフィギュアも仮配置して様子を見ます。この過程が楽しいですね
地面に拡げたマップはバーリンデンのストックから持ってきました。丁度マップに山のようなものが写っているので、日本軍の陣地にように見えるかなと。
あと、地図を密着させるため木工ボンドを使用しています。マップを貼り付けた後も砂のピグメントで汚しています。風に流行らないように4隅に石などを置いても良いかなとは思いますが今回は省略しています。
これで仮塗りのフィギュアが塗り終われば完成です!