2009年2月14日土曜日

新作をスタート。 Sdkfz.223 フンクワーゲンです。

新作を始めました。タミヤのSdkfz.223です。キット自身は30年近く前のものですが、今回使うのはエッチングーパーツを追加した新版です。
これに、古くからのストック品、オードナンスのインテリアキットと、エデュアルドのエッチングパーツを使います。ここらで、成仏させないと可哀想ですから(笑)
前回もオードナンスのキットを使ったのですが何となく消化不良に終わりました。原因はやっぱりエンジンです。今回はエンジンを作ろうと思っています。自作か、クォードガントラクターあたりから持ってこれないかとおもっています。資料は数年前、頼りになるレイトンパブリシティ社の写真集を買っておいたのでコイツをメインに、ナッツ&ボルトとかグランドパワーなどなど。ミリタリーアーマー誌の2000年9月号にはボクが作りたいイメージに近い作例が載っているのでこれも大いに参考にします。

車体上部のグレーチング部分をカットしました。毎回ここには、悩まされます。
キットのままの模様は全然実車と異なっています。今回もインテリアに光が届くようにここはカットしてエッチングパーツを貼るだけにしました。実車と比べてグレーチング部分が薄すぎる感じはするのですが、ボクにとっては作品を見てくれる人に面白さを感じて欲しいので「おっ」と思えるインテリアが見えるような作り方をすることにしました。

というわけで、今回は長丁場になりそうです。途中で駆逐艦「吹雪」に浮気したりとかいろいろありそうですがまずは、GO!



2009年2月8日日曜日

タミヤ1/35 セモベンテ完成しました

今話題のヘタリア戦車 セモベンテ完成しました。いや、正式には自走砲ですが。車長もなんだかにやけています(笑)
こんなもの、一体いつ買ったんだ!?と思うイタリア戦車兵のスペアヘッドが出てきたので使いました。ホーネット製かなあ?
今回はラッカーのフレッシュを吹いた上からファレホアクリルで全部塗っています。
ふー、春のAFVの会に出す作品が一つはこれで用意できました。


車体前部も少しウェザリングを追加しました。ピグメントで表情をだしておいて、上からアクリルシンナーを薄く吹いて定着させます。

側面も同様ですが、グリスのシミはさらに、タミヤもウェザリングマスターDセットのオイルをアクリルシンナーで希釈してシミをつけています。
おかげで、グロスメディウムだけのときより表情が出ました。この「オイル」というピグメントは良い色です。
内部は以前公開したときより、少し塗り加えたくらいです。

後半には週に数時間しか作業できていなかったのでここらで終わらせるのが潮時かと思いました。
あとは、アクリル台に乗せてプレートを作りますが、それはAFVの会までおあずけかな。
さあ、次はなにを作ろうかな。Sdkfz.222の作りかけを完成させようかしら、223もおもしろいかな。

2009年1月25日日曜日

セモベンテ その7 仕上げの途中経過


昨日と今日、アルバイトを入れるはずだったのだが仕事が来なかったので、別のアルバイトを
家でやりながら、模型なんて作ったりしてました。
セモベンテの仕上げです。私はいつも小さなサビから始めます。
狭いところに軽くできたサビを茶色のエナメル溶剤で流し込んでやります。次が砂です。アクリルの溶剤をエアブラシでシュパッと吹いてそこに筆でピグメントを置いてやります。そうすると車体下部の砂のような表現ができます。

起動輪や転輪のグリースのシミはグロスメディウムにブラック、ブラウン、クリアオレンジを混ぜて水で希釈したものを極小綿棒でちょこちょこつけてやりました。乾いたらまたピグメントをこすりつけます。
こんどは今滲みだしたばかりの表現に、小さくまたつけてやって表情を出しています。
錆び始めたマフラーを作りたいのですが錆び始めたマフラーという物を見たことがないのでイメージが湧きません。ピグメントでガジガジにするのは簡単ですが、ここではタミヤのウェザリングマスターを使って表現を弱めています。あと、マーキングの剥がれ等も描いてみました。
マフラーから吹き出した油汚れやガソリンの注ぎ口などを同様の物で汚しています。煤もウェザリングマスターを使っています。これは表現が大げさになりすぎないところが良いのですが妙につやがでてしまうのは気になります。
ハッチの裏側もフィギュアを座らせるのでしっかり塗料を剥げさせました。
前の投稿に比べてだいぶ表現が付いてきました。ウォッシングの跡などの処理をしつつ、大きな錆やキズを書き込んでいきます。もう少しで車両は完成です!約1ヶ月。けっこうかかりましたが楽しいモデリングでした。

セモベンテ、もう1ヶ月やってるなあ。



セモベンテもだいぶ終わりが見えてきました。ハッチの裏側を作るのを忘れていました。
開閉機構やら写真を見てそれらしく作ってみました。さすがに真っ平らでは恥ずかしいので(笑)。
リベットだけはモールドがあったのは30年前でも、さすがタミヤ。

車体上部の基本塗装が終わりました。これにデカール貼って、ウォッシングまで終了。これからウェザリングです。あ、ああまだフィギュアがあるう・・・。
あー!工具止めにすごいパーティングラインが残っているのを発見!0TZ。

車体正面。ペリスコープとライトに透明パーツを使ってあと、穴を開けたり、リベットを追加したぐらいですがなかなかカッコいいですね!新しい履帯がいいです。
側面。デカールもいいデカールでしたよ。端の透明部分をカットするのを省略したら少し見えるようです。残念。やっぱり手抜きはダメですね。転輪のゴムは履帯と当たる部分をピグメント+黒で完全つや消しにしています。擦れて摩耗してる感じ。こびりついた砂は気に入っていますが、グリースのシミなどを描いたらどうなるか・・・。心配です。
車体後部はマフラーとフックに少し手を入れていますが良い感じですね。こんどのタミヤのリニューアルは成功ですね。30年前の製品とは思えないし、安いお店で買えば2千円ちょっとでこれが買えるなんてうれしいことです。
ラストに向けて頑張りマース。

2009年1月18日日曜日

セモベンテ その5 組立て終了です。

セモベンテの組み立てが終了しました。
この時期確定申告やら、授業が補講で立て込んだりとばたばたしてなかなか模型に時間が作れません。しくしく。

組立ては特に凝ったことはしていません。比較的新しい車両を作るつもりなのでライトは壊さず、レンズを組み込みました。前部フックにはタミヤのM3スチュアートからリベットを移植しています。M3はリベットがたくさんあるのでデッドストック品はリベット取りに便利です(笑)。



後部は今回のリニューアルが目立つところです。蝶ねじが標準でパーツ化されてたりと精密感があちこち増していい感じ。しかし、なぜか車体後部の牽引フックはフックの形をしていないのでピンバイスで穴を開け、ナイフでそれらしい形に整形しました。
残念ながらところどころ、こういうちぐはぐなところがあるのでコツコツデティールアップするといいですね。マフラーの開口部も、モールドは切り取って、鉛板で自作しました。この状態でピグメントで汚せばかっこいいかなと。

さあ、これからマスキング+下地処理+基本塗装+ウェザリングといった手順で塗装していきます。

2009年1月8日木曜日

セモベンテ その4 タミヤ1/35



なかなかインテリアから抜け出られません(笑)。でも、これでインテリア工作は終わり。
インテリアの塗装はまだ終わっていませんが、外装の工作をしながらぼつぼつ塗っていきます。

1枚目の写真は戦闘室内を裏側から見ています。
主砲の照準装置を写真をみながらそれらしくでっち上げました。
とても、「再現」という言葉は使えません。
後部の箱は冷却水タンクです。アンテナからの配線も簡単につけています。

2枚目は全体像。なかなかカッコいいですね。塗装をどんな風にするかは考慮中ですが、
実車は単色塗装なので、やっぱり剥げチョロでいくしかないですね。
対空機銃架の基部にフタをするキャップと紛失防止用のチェーンを追加しています。
フェンダー前部内側の穴を再現しました。これは雰囲気が変わっていいですね。
簡単なお勧めデティールアップ・ポイントです。

3枚目はシャーシ部分のインテリア。無線機と操縦レバーなどを少し追加。
無線機はグランドパワー誌のイラストから省略しつつプラ版で製作しました。
右側のバッテリーとおぼしき物は形状が不明なのでイラストから想像して作りました。

なんだか、書けば書くほど恥ずかしくなるイメージモデリング(笑)ですが、本人が楽しめて
いるので、「これでいいのだぁ」

この土日で外装の工作と、基本塗装くらいはおわりたいなあ。

2009年1月3日土曜日

模型始めだよん セモベンテ タミヤ 1/35




今年最初の模型の時間。セモベンテの計器板を制作。積層のプラ板で形を作った。
そのあと0.5mmのプラ板にパンチアンドダイで穴を開けたりスイッチをそれらしくつけたり。
最後に穴と同じ大きさの透明プラ板を埋め込み。なんとなくそれっぽくなったかな。
本当は黒っぽい色なんだけど覗いたときに見えなくなるのがイヤなのでライトグレイで塗ってみた。

ボディにはアクリルシンナーをエアブラシで吹きかけてはピグメントを筆でまき散らした。
砂漠の戦車はボディに砂が固着している感じなので(砂漠でも冬は雨が降ったりするので)、1942年初頭の
セモベンテにはいいかも。

分割固定履帯を接着。ここから履帯のウェザリングを行います。
ウェザリングが終わってから車体下部と上部を接着。インテリアの位置などを調整して戦闘室を接着する予定。
もう少し時間がかかりそうだけど、まあゆっくり行こう。
今年は焦らずモデリングが、ボクのポリシー。