2023年12月29日金曜日

アカデミー 1/35 Ⅲ号戦車J型 北アフリカ 製作記01

 アカデミー 1/35 Ⅲ号戦車J型 北アフリカ 製作記01です。

初のアカデミー製品の製作になります。以前M3ハニーを積んでいたのですが、何となく作らずヤフオク行きになりました。さてさて、このキットはそれより新しいのでさらに良くなっているのかな?見ていきます。

このキット時期の違う第15装甲師団のJ型が5種類作れます。砲塔防楯の増加装甲の有無や口径をL42とL60の選択ができます。ボクはVer.3、1941年頃の第15装甲師団の中隊長車を選択しました。イエローブラウンとブラウンの初期の迷彩になりますね。

まず車体の箱組です。タミヤの箱組より手早く堅牢にできそうですね。これは初っぱなから、驚きました。パーツの嵌合いも全く問題が無いです。良い感じじゃないか、アカデミー!


車体側面の表現も良い感じです。側面装甲板の肌合いや、程よいパーツ分割でストレスなく組めてしかも表現は細密です。ボクは下部の脱出用ハッチを逆さまに付けちまいました!付けたとき、一瞬、あれ?と違和感を感じたのですが、先に進むのを焦って確認を怠りました。バカです…

さて、次は履帯です。前回タミヤのⅣ号戦車G型でロコ組に挑戦しましたが失敗しました。車輪をはずそうとしたらバラバラになりました。原因をスプロケットにポリキャップが入っているので抜けにくかったのではと推測。今回のキットはパーツにはめ込むだけなのでイケるのでは?と期待しました。


まずは履帯を組んで一晩寝かせました。で、翌朝、挑戦!

がダメでした…。また車軸がキツすぎたようです。


むむむむ、てことはユルユルになるほど車軸を細く削ってなきゃダメなのか…?

もう最近では戦車を塊で塗るのは無理かなと思い始めていまして、部位毎に塗装の準備をするならロコ組しなくていいんじゃね?という気もします。まあ、できてる方が便利なのは確かですが…。

気を取り直して左右の履帯を履かせました。わりと良い感じで垂れ下がっているかなと思います。フロントフェンダーが取れちゃったような歴戦の車体をイメージしていますが、どうなることやら。


車体上部の製作に入ります。インストにはフェンダーから組み付けるようになっていますが、そうすると履帯の塗装が難しくなるので先に上部構造物、フェンダーを製作し、塗装をしながら組み付けていくことにします。
フェンダーの接着強度も高く設計してあり、かなり安心しながら製作していけますね。
上部構造物の正面、側面装甲もスキマなどができない設計で驚かされます。装甲板の鉄っぽい風合いも良い感じなのでこれを残せる塗装方など考えてしまいます。


箱組時の強度アップの横板を上部構造物の位置決めに利用しています。前部もダボがあり、
位置がずれることがないです。




アカデミー、ファンになっちゃいそうです。
フェンダーの組立はなどは製作記02に譲り、製作記01はこれで終了とします。
閲覧ありがとうございます。



2023年12月28日木曜日

タミヤ 1/35 一式砲戦車 製作記01

 タミヤ 1/35 一式砲戦車 製作記01です。

広島に帰省して、アカデミーのⅢ号戦車J型を作り始める予定でしたが、荷物が遅れるようだったので、書斎にストックしていた一式砲戦車をサクッと素組みすることにしました。

ちなみにチハ車は2回作ったことがあって、あの華奢な感じが良く出ていますよね。

この一式砲戦車も発売された頃に1回だけ作った記憶がありますが、どうなることか(笑)

普通に各ホイールを組みたててシャーシに組み込みます。ロードホイールなどがとても繊細なモールドで、良い感じです。足回りはなかなかの精密感ですね!




履帯を履かせてみました。起動輪とかみ合って精密感ありますね。ただ、軟質素材の履帯なので残念ながら反った感じはしますね。



説明書が曖昧で隔壁の組込方法がよくわかりません。
このころのタミヤの説明書はときどきこういう所がありますね。
とりあえず。こうかな?と思う方法で付けてみました。


上部の構造物を組み付けます。
ここは持ち帰り時に壊れないよう接着しないでおきます。


隔壁も問題無かったようで一安心。後は砲と防楯ですね。


砲尾や照準器など、タミヤ王道の分割で簡単に組めます。今回は帰省先での気晴らしなのでパーティングラインなどもほとんど気にしていません(笑)Nipperさんのように気楽に組みますが、こういうのも中学生の頃に戻ったようで楽しいです。

防楯上面にすごいスキマができました。他にも幾つかあるので名古屋に戻ったらパテ埋めしてヤスってならします。
さて、上部構造物を嵌めたらこんな感じになりました。
なかなかカッコいいですね。



塗装は名古屋で行いますが、車体内部は何色なんだろ?
一応、製作記01はこれで終了です。素組みで車体ができました。
続きは名古屋に戻ってからでーす。でもそんなに愛が深いわけではないので(笑)筆塗り三色迷彩にチャレンジしてみるかな(笑)。












2023年12月19日火曜日

タミヤ 1/35 Ⅳ号戦車G型初期生産車 製作記09 完成しました!

 タミヤ 1/35 Ⅳ号戦車G型初期生産車 製作記09です。完成のご報告です。

そろそろベースを準備します。いつものDAISOの深型、300円のケースです。

このケースは4隅に積み重ね用の脚があって、それが表面にはヒケになっています。

単品で作るときはいつも、何かを貼ったりしていましたが、今回はセミグロスブラックの黒でいくつもりだったので、これを修正します。


黒の瞬着でヒケを埋めて、タミヤのラッカースプレー、セミグロスブラックを吹きました。

そこからペーパーがけ。飽きたら車体に移ったりしながら作業を進めます。



エンジンデッキから飛び降りる兵士は装備品を付けていなかったので、装備品を装着しました。塗装済みだったのでゼリー状瞬着で接着しました。ガスマスクケースのベルトはこの段階で着けるのは無理なので諦めました。ここでも段取りの悪さが露呈していますな。


気まぐれに綿を置いてみると、躍動感がでるなあと(笑)走行中の場面なので、「これで行こう!」と急きょ決定します。

ここまで位置決めしたら、ベースを作業用ベースから完成用ベースに移設します。作業するのにベースがあった方が楽なので大抵、こんな風に作業しています。

移設が終わったら、歩兵の位置を決め、プラ棒と接着剤で車体に固定しました。車体はビスとナットでベースに固定してあります。

12月18日は今シーズン最初の忘年会。酔っ払って帰宅して、気になっていた1箇所を直します。何かというとエンジンデッキの下士官がゲベックカステンに腰掛けていて、今ひとつ緊迫感に欠ける点です。このキットのフィギュアは元々クルーが身体を出して走っている姿なので仕方ないのですが、腰掛けさせず中腰で前方を凝視させます。

上の画像が修正前、下が修正後です。



もう、1カット。同じく上が修正前でしたが修正後です。


こんな感じで、フィギュアのポーズそのものは変えていませんが、置き方を少し変えるだけで雰囲気というか変える演出ができます。私はこの演出が大好きなんですよね。
あとは最後の工程、綿の砂埃の形状を整えて、アクリルのバフを吹きます。
今回は単品仕立てで、ジオラマ的演出をやってみました。あまりベースが派手にならないように半つやに仕上げたのですがこれなら、ツヤツヤの黒でないと単品作らしさが出ないかもしれませんね。



いつものように背景を置いてみました。

砂埃を後ろに流して疾走しているように見せたいのですが、なかなか思うようにはいきませんね。これも、練習と繰り返しの経験ですね。

フィギュアも塗りや工作が甘いのですが、どうしても、先へ進みたくて妥協してしまいますね。積みを崩すのを優先するか、妥協無く作る事を優先するか、難しい選択ですが、いまのところは積みを消すことを優先しています。


途中、裁判員裁判参加するなどでペースダウンしてしまい、約1ヶ月にわたっての製作になりましたが最後までお付き合いくださってありがとうございます。

あとは帰省までにくろがね4起を終わらせたいですね。

2023年12月16日土曜日

タミヤ 1/35 Ⅳ号戦車G型初期生産車 製作記08

 タミヤ 1/35 Ⅳ号戦車G型初期生産車 製作記08です。

ピンウォッシュをここらで打ち止めにしました。あまりやり過ぎると汚く、うるさくなってしまいます。



マフラーの煤や給油口の汚れなども追加しました。この辺はピグメントワークと塗料による処理を何回かくり返します。



フィギュアも並行で始めました。
当初はエンジンデッキに下士官と歩兵を置き、車体横に走行中のバイクを置く予定でしたがタミヤの重バイクセットがプレミアム価格で購入できず諦めました。
というわけで、下図のようにエンジンデッキに下士官(車長と視線を合わせる)、
車体から飛び降り中の跨乗歩兵という構成にしました。バイク無し!


まだ塗りは甘いので次回最終回までにもう少し仕上げます。といっても老眼が酷くて、まあかわり映えはしないでしょうけど(笑)

ピグメントはウォッシングカラーのデザートサンドでは少し明るすぎる感じがしたので、

秘伝の粉を出すことにしました。これは昔買ったMigのピグメントのデザートサンドと、アフリカンアース、ヨーロッパダストを1:1:0.3くらいの割合で混色したものです。

画像は左から、秘伝の粉、デザートサンド、アフリカンアースです。なぜか、この秘伝の粉のような色のピグメントは売っているのを見かけないですね。少しピンクっぽくて北アフリカ戦線用に作ったモノですが久しぶりに使います。


だいぶ出来上がった感じです。今回は単品作品として作っているので、ベースに地面は作りません。黒いプラスチックケースの地肌を整えて設置しようと思います。


いよいよ次回でⅣ号戦車G型初期生産車編の最終回になりそうです!

これとくろがね4起を終わらせられれば、気持ちよく帰省できそうです。