2024年4月21日日曜日

ドラゴン1/35 Ⅲ号突撃砲F/8型もどき 製作記06 完成です!

 ドラゴン1/35 Ⅲ号突撃砲F/8型もどき 製作記07です。完成しました!


Ⅲ突の制作が一段落したので、ベースに配置する小物やフィギュアの塗装に入ります。フィギュアはタミヤの砲弾搭載セット。古いキットですがフィギュアの顔や造形は良い感じです。

とりあえずタミヤの白サーフェイサを吹きました。

今回はNAMOのsimoさんから勧められているアクリルガッシュをフィギュアの塗装に使いたいと思います。筆塗りでも簡単に完全つや消しになるのと隠蔽力が魅力です。

ただ、手持ちのガッシュは大昔にターナーの営業さんにサンプルで頂いた物なので劣化しているかもしれません。とりあえずグレイッシュグリーンというフィールドグレイに似た色を塗ってみます。


塗り終わった塗面はファレホと似た感じですが、水と絵の具の濃度を自分で調整しないといけないことですね。ファレホはプチュッと丁度良い濃度と量が出せますが、こちらはそうは行かないですね。その分色味や塗り味の調整も自由が利きますが。ただ、やってみた感じではチューブからパレットに出して、ほんの少し筆で水気を加えるくらいで良さそうな感じです。サーフェイサーの上から塗って弾く感じはありませんでした。
というわけでとりあえずフィギュアの配置のアタリを採ってみました。こんな感じ。
なんかいい絵だなという気がしますが、完全にタミヤのおかげですね(笑)

戦車の真ん前に弾薬箱を重ねて置くというのは、危険であり得ないとは思いますが、まあ模型的絵面ってことで(笑)。左から2番目の人は順番を待ちつつ対空警戒を怠りない感じです。

履帯周りのスキマを埋めていきました。ウェザリングペーストに細目の砂やファイバーグラスを混ぜてこねて、履帯のスキマなどに入れていきました。

さらに対空擬装も加えています。アンテナに巻き付けているのが、なんかカリオストロの城みたいで気に入ってます(笑)

湿った土のハネはなかなか上手くなりませんねえ…



弾薬箱を置いたしベースはかなり出来上がって来たのでフィギュアを粗塗りして配置してみました。手前がやや窮屈ですが、横1列に並んだ三人がなんだか面白く感じます。



さあ、いよいよ完成に向けてスパートです!

と思ったら学生に風邪を感染されまして…2日ダウン。顔にシェードを入れる10分が限界でした(涙 ちゃんと塗る顔にはタミヤのピンクブラウンで赤みを増して、隠れて見えないフィギュアにはシタデルカラーのREIKLAND FLESHSHADEで影を付けるだけです。
こいつはキレイな赤みと影をつけてくれるので手を抜きたいときは常にこれです(笑)



さらに油絵の具で赤みや髪の毛にハイライトを入れます。
肌は油絵具でジョンブブリアン、ブラウンピンク、バーミリオンで関節などにも置いています。 髪のハイライトはパーマネントイエロー。ボタンのグレーはミスティブルー。 平野さんの原型でしょうか、いい表情と重心の移動した自然なポーズが素敵ですね。
このフィギュアを活かせない自分がもどかしいです。
でもハッキリしているのはフィギュアでは車輌を作るときのようなテキトー工作はあかんということですね。なにかひとつフィギュアを気合いを込めて作ってみたいものです。





塗りのはみ出しとかを修正してベースに接着したら完成かな〜。
と思っていたら、風邪をひいてしまいフィギュアの仕上げができないまま、仕方なく名古屋模型愛好会の例会に持っていくことにしました。
がそのとき、カバーを掛けるのに失敗してアンテナとハッチを破損!
しかも例会からの帰りがけにアンテナケースとフィギュアを破損!

もう、モチベ激落ちくんですがアンテナケースのステイなどエッチングパーツも無くなっちゃってるので、外れたパーツとフィギュアを固定し直して完成とすることにします。










また気分が回復したらもう少しフィギュアの塗りを追加したり、ウェザリングを追加したりしたいです。ここまで閲覧頂きありがとうございました。

2024年4月7日日曜日

ドラゴン1/35 Ⅲ号突撃砲F型 製作記05

 なかなか進まないドラゴン1/35 Ⅲ号突撃砲F型 製作記05です。

先日のアクシデントで持ち手が無くなって、不安なので先にベースをざっと作って、そこに固定して作業を進めることにしました。

いつものDAISO深型コレクションボックス。¥330円です(笑)手持ちの粘土がこれしかなかったので、カッターで傷を付け木工ボンドを塗ったベースに粘土を薄く貼り付けます。ベースと粘土のスキマはなるべく埋めるようにしますが、あとでジェッソで埋めるので神経質にはやりません。Ⅲ突置いてみました。


砲弾の補給シーンなので手前にスペースが欲しいので車輌を奥へ。オリーブの樹を植える余裕は無くなりました(笑)
粘土が乾燥したら、いつものようにベースと粘土の間にスキマが空いているのでジェッソで埋めつつフィギュアのアタリをみてみました。フィギュアは充分置けそうです。

ジェッソが乾いたら(乾燥時間が短いので助かります)上からタミヤの情景テクスチャペ0ンとを塗りたくります。ベースはダークブラウンで塗って、所々カーキ草を置きましたが特段効果は無いですね(笑)


乾いたらファイバーグラスを水溶きボンドで定着させて、所々に草を置きます。
冬のチュニジアの荒れ地がどんな感じか分からないので砂漠では無い普通の地面に枯れ草、白っぽい石で行こうと思います。この第90突撃砲中隊が参加した「春風」作戦のときは雨もよく降っていましたし、白黒写真では地面と草が同じような濃さで写っていることが多いので茶色の地面に緑の草、というイメージでいきます。


車輌の赤っぽいゲルプと全然迷彩効果が無いじゃないかという気もしますが…。乾いた土のウェザリングをシャーシに行ってⅢ突を置いてみました。


違和感があるような、ないような微妙な感じですが(笑)まあ、いいや、地面に明るい色を吹けばいいし、ということで、Ⅲ突を木工ボンドで固定しました。本当はビス&ナットにしたいところですが…。



だんだん完成が見えてきました。このあとは。車体のめり込みやウェザリング、フィギュアと進んでいきます。とりあえず、フィギュアの組み立てとサフ吹きまで進んでいます。


次の回で完成を目指します。来週末には完成したいなあ。

閲覧いただきありがとうございました。




2024年4月3日水曜日

ドラゴン1/35 Ⅲ号突撃砲F型 製作記04

 さて、なかなか進まないドラゴン1/35 Ⅲ号突撃砲F/8型もどき、そろそろベースにどう配置するかアタリを取ろうと思って持ち手を外すことに。

と、取れない…。車内に仕込んだナットが持ち手のビスに塗料やら何やらで固着しているらしい。ハッチからペンチを突っ込んで外そうとしてもダメ…。

泣く泣く車体の上下を外して、ドリルで穴を空けて外しました…。衝撃で小パーツも外れてモチベーション激落ち。いやんなるなああああ。


気を取り直して荷物にシートを掛ける。水溶きボンドに浸したティッシュを掛ける。乾燥後端にはハトメ穴としてシャーペンを押しつけて穴を空ける。

後部に載せてみるが…うーん、どうだろう?ちょっと高さが有りすぎるかもしれない。


赤みの強いブラウンに対してシートを何色にするかは少し悩みました。グリーンだと赤に対して補色に近いので印象が強すぎるかもしれないし、グレーにすると無彩色で無難だけどなにか無個性な感じ、ブラウン系だと親和性は高いけど全体がぼやけた感じに…というわけでオリーブグリーンに。少し彩度を抑えてフィールドグレーに寄せてみました。


持ち手を取り外す衝撃で無くなったパーツをできるだけ集めて戦闘室後部まわりを修復。アンテナ基部、ひどい(笑)

付け忘れた後部牽引フックも付けました。これで車体の工作はほぼ終了。


あとは、変速機点検ハッチのサイズ違いをごまかすために土嚢を積めば工作終了ですね。


しかし、工作しながら塗装したりと我ながらヘンな進め方ですが、ついやりたいことをやってしまうので、こんなことになっています(笑)

ほぼ完成に近くなってきました。Ⅲ突F/8はGよりデティールが多いせいか、カッコいいなあと思います。




今回は、ここまでです。次回は細部を塗装しウェザリング、ベースに固定などを進めて行きます。閲覧頂きありがとうございました。