もう半年くらい、ハンドピースが不調です。というか、修理できていないからなんですが、なんとか塗れるのでそのままにしていました。
ハンドピースの機種は、TAMIYA SPLAY-WORK HG-Ⅲ 21D というダブルアクションのタイプです。
レバーを押した状態から戻らなくなり、常に押した状態になっているのでエアが出っぱなしになっています。この状態からレバーを引くと塗料が出ます。
タミヤに修理に出せば簡単なのでしょうが、部品交換などが発生すると5千コースになりそうなので自分でなんとか直したいと思っています。永く使う道具なので、中身をよく知っておきたいという気持ちもありました。
タミヤのエアブラシのメンテナンスキットを購入して、ハンドピースを全てバラバラにして各部をツールクリーナーで洗浄、ネジ部分やレバー先端のピン部分などをグリスアップ。
ネットなどではだいたい上記で治るということでしたが、何度試してもダメ。
バルブのOリングを疑ってタミヤから購入。値上がりしてて660円して驚き。3セットも買うんじゃなかった…。でも、結局ダメ。もうタミヤに修理に出すしかないかと思い始めていました。
で、あのレバーがどういうメカニズムで上に戻されるんだろうと思っていましたが、どうやらコンプレッサーのエア圧で持ち上がるようです。
という事はコンプレッサーからハンドピースにくるバルブに問題があるかもと気づきました。ハンドピース側のOリングはごく最近交換したので問題はないとしてホース側のバルブか?
現在繋がっているホースは三連ジョイントを買ったときに買い足したホースです。
これをコンプレッサーからジョイントにつなぎました。このとき、元から付属のホースは汚くなってよれていたので廃棄したんですね。
でジョイントからハンドピースまではカールホースを2本買っていました。でも、結局三連ジョイントを使うとエア圧が落ちてしまうので使うのはやめて、コンプレッサーから来た新しいエアホースにハンドピースをつなげていました。
なので、試しにこのエアーホースをカールホースと差し替えてみたら、レバーがちゃんと戻ります!こちらのホースは厚めのOリングが取り付けられていて、バルブ先端の穴の形状も違っています。結局エアホースに問題があって正しくハンドピースにエアが送られずレバーが戻らなかったようです。
なかなか脱力ものなオチでしたが、なんとかなりました。多分ストレートのものでも同じようなバルブが付いていれば大丈夫だと思いますが、タミヤのカタログやサイトにはこの辺りの言及がないので、そりゃ気が付きませんよね! プンプン!
同じ症状で悩んでいる方、エアホースの方も疑ってみると良いと思います。