2023年9月4日月曜日

タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記05

 タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記05です。

Twitterでは更新しているのですが、こちらは久しぶりです。Twitter(Xってあんまり呼びたくないんだけど…)の後追いになっちゃいます。っていうか文章書いてブログに載せ忘れてました。

さて、このBT戦車、司馬遼太郎氏いわく、「鉄板をばたばた貼り付けたような」たたずまいなわけですが、どうも組立の下手な私が作るとバタバタ貼り付けたような感じがしません。

段差やスキマがあるからですね。これを埋めて面を出すことにしました。



あまり時間が取れず2日かかりましたが、だいたい良い感じになったので、ラッカースプレーのNATOブラックで影色を吹きました。
いつもはフラットブラックですが、先日使い切ったので、今日はNATOブラック。
こうやって順次缶スプレーを無くしてタミヤラッカーのビン入りに置き換えていく予定です。やっぱり缶スプレーは不経済な気がしまして。
ただ、サーフェイサーはハンドピースのことを考えると迷っていますけど。




というわけで影色の写真を撮っていなかったので、いきなり基本塗装です。
NATOグリーン、クリアイエロー、フラットホワイトを2:1:1くらいの割合で混色しました。
かなり薄めの塗料を作り、影色を残しながら塗り重ねました。薄い塗料で塗り重ねることでカラーモジュレーション的な効果が出ること期待しての事です。



ただ、今回もエッチングのメッシュ部分の塗装に失敗しました。
網目が潰れてしまっています。
これをなんとかしたいとTwitterでアイディアを募ったところ幾つかアイディアを頂きました。次回は
・エッチングの網目回復
・基本塗装塗り重ね
・ハイライトの塗り重ねて進めていく予定です。

2023年8月28日月曜日

タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記04

 8月26,27日の週末は忙しくてほとんど模活はできませんでした…

しかし、なんとかここまではと思い、BT-7にフェンダーを付けるとかチェーンを組み立てるとかはなんとかできました。


フェンダーがつくとカッコ良くなりますね!

車体前部の辺りに謎の段差やスキマなどができちゃいました。

あとでパテで埋めるなりします。ドライバーと車長のハッチは開けて、キット付属のなにやらうちあわせている、フィギュアを傍らに置く予定です。

操縦席にはタミヤの戦車兵セットの残念なことで有名な女性フィギュアいれてみようかしらん(笑)ノモンハンの頃のソビエト兵の軍装などは全然資料を持っていないのでキットのままで行きます(笑)

このBT-7は3台目ですが何度作ってもカッコいいと思います。ただ、あのマフラーのネットの部分、いつもプライマーやサーフェイサーが目詰まりするんですよね…精密すぎるネットのパーツって皆さんどうしてるんだろう?

ともかく今月は模活にあまり時間が取れないんですが、なんとかBT-7とオペルブリッツのガンポーティは完成させたいなと思っています。



2023年8月23日水曜日

ピットロード 1/35 くろがね乗用車製作記 01

 広島にいるのも、今日、明日だけになりました。

明後日の朝にはこちらを発って名古屋に戻ります。

素組みは昨夜で終わりと思っていたのですが、もう、何年も放置していたネタがありました。

例のノモンハン熱が出ていた頃に作りかけたピットロードの「くろがね4起」と「くろがね自動貨車」です。4起はほぼできていてパーツを組み付けるだけで、終わり。

えらくぶ厚い窓枠と方向指示器。これには笑いました。でもかわいい車輌ですね。


自動貨車はボディだけ少し組んだ状態だったのでエンジンやシャーシとボディ外装を組みました。全部の部品を付けたわけではありませんが、なかなかの精密感ですね。



仮組したのが以下の写真です。かわいいですね!タミヤの将校セットの木箱でも積んでみたくなります。ホロンバイルの草原を物資を積んで健気に走る姿がイメージされます!



ただピットロードって不思議ですね。薄い、細い繊細なパーツがあるかと思えば、えらく厚いパーツがあったりします。方向指示器や窓枠がそうですね。4起はエッチングが入っていたようなので、エッチングパーツに変更を前提にしているのかもしれませんが、私は全然使いませんでした。

こちらは明日の夜で、素組み完成の予定です。でも…

もう、帰りの荷物に入れる余裕が無いので名古屋には持ち帰れそうにありません…

塗装や仕上げはいつになる事やら。それまでに資料を集めておくかなあ…



タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記03

 タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記03です。

昨日は午後、家内の帰宅が遅くなるということで、模活に時間が取れました。

ほとんどできちゃいました(笑)



塗装のため、フェンダーを付けていないので、司馬遼太郎さんの「鉄板をバタバタ付けた」無骨なスタイルがよく分かりますね。

このあと、砲塔に傾装甲を採り入れた1937年型、美しいT34/76へと続くソ連戦車発展の系譜が見て取れます。


キットはタミヤの名作ですね!エッチングパーツも付属の治具でキレイに作れます。リベットもパキッとしたキレイなモールドが素晴らしいです。(このところOLDキットばかり作っていたせいで余計にそう思います(笑))

嵌合も素晴らしくて車体上部や砲塔上部の装甲板がピッタリ吸い付く感覚はすごいです。

砲塔の砲身基部だけやや嵌合がキツいですがヤスリで簡単に修正できます。


今回はここまでにして、続きは名古屋に帰ってからにしようと思います。

9月は論文や新学期の準備などで忙しくなるのでブログとTwitter(X)の更新は頻度が落ちると思いますがご容赦ください。

2023年8月22日火曜日

タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記02

 タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記02です。

昨夜は、履帯を組みました。自宅で素組みするのも24日まで。25日には名古屋に帰るのでもう少し進めたかったけど履帯をだけで精一杯でした。

前述したようにBT-7が好きでこれが3台目なのですが、どうも、このピッチの長い履帯が上手く組めません。

上部転輪が無く、履帯が垂れ下がっていて、うまく固定できないのが原因で、組んでいるウチに動いて外れたりとかするんですね。今回はバラバラの4枚をいったん組んで、それをいっきに接着する作戦で行ったのですが、なななんと組んだ履帯が裏表逆だったりとミスのリカバリーをしているウチにメチャクチャになっちゃいました(涙




向かって右側の履帯が表裏逆になっていますね…修正できるかな?

最悪、あのでっかいフェンダーで隠れるだろ(笑)

操縦席に座らせるフィギュアや砲塔ハッチに置くフィギュアって以前はついていなかったっけ?

このイスどう使うんじゃい?ハッチは開くのに…。

帰省して素組みすると、なぜか焦ってどんどん作ろうという気になってしまいます。反省…。

これからは帰省先でももう少しじっくり作る事にします…(といっても工作能力の低さ+低下は避けられないんですが)

2023年8月21日月曜日

タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記01

 タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記01です。

帰省前に「作りかけ包囲殲滅作戦」を発出し、2台を殲滅、2台と戦闘中であるのに、帰省して3台作りかけを作ってしまったら、自分が包囲殲滅されそうです(笑)

私は小学生のとき映画「戦争と人間」を観てノモンハン熱という病に罹りました。

以来数年に一度ぶり返して読書したり模型作ったりしたくなります。今回は3台目のBT-7です。BT-7はソ蒙軍の8月攻勢時のものになります。


かみさんとTV観て駄弁りながら作ってたんですが、あっという間に車体下部ができました(笑)いくら写真を見てもどうなっているか分からない第一転輪あたりも手早く作れてしまいます。いやはや、タミヤはすごいです。

司馬遼太郎さんが、著書の中で「ソ連の戦車は、鉄板をバタバタくっつけただけのようで、日本の戦車に比べると作りが粗い」みたいなことを書いておられますが、まさにそんな感じです。でも側面は2重装甲になっているんですね。

BTは装甲が薄いので日本軍の速射砲にかなりやられたようですが、この新型戦車BT−7などを含めて再編成したジューコフ指揮するソ蒙軍に8月20日からの大攻勢であっという間に壊滅します。日本軍第6軍で「良戦車の出現」と騒がれました。

この頃のソ連は猛烈な勢いで装甲車両を開発・生産していて、平時としては各国を凌駕する1万台近い装甲車両を装備していたらしいです。

こりゃ、いくら破壊しても勝てませんわなー(涙)

ノモンハン事件の前半のソ蒙軍はBT-5が主力なのでそっちも作ってみたいですねー。

2023年8月20日日曜日

タミヤ1/35 20mm4連装高射機関砲 製作記1

 タミヤ1/35 20mm4連装高射機関砲 製作記1です。

オペルブリッツに載せるつもりで広島に持ってきましたが、オペルブリッツのインストを箱に入れ忘れて、そちらが作れないので、この対空砲から作ります。

1977年発売のオールドキットですが、なぜか62歳になる今まで一度も作ったことの無いキットです。楽しみ!

まず古いキットなので突き出しピンとパーティングラインが強烈です(笑)さらに一部のパーツの周囲に薄いバリが残っておりこれもナイフで削り取らないといけません。

防楯裏はさすがに目立つだろうと思い、制作前に処理しました。

私はこういう左右貼り合わせていくキットが苦手です。本体部分の箱組がうまく行っていません。あと、思わぬところに突き出しピンが露出するので、気をつけて処理しないといけないですね。

また細長い棒状のパーツが多いので処理が面倒です。特にFLAK38の砲身と基部はしっかり処理しないと目立ちます。

私は右側の基部を処理し忘れて、組立後にナイフで削るという情けないことに(笑)

例によって小パーツ紛失しました。砲手の右側ペダルがありません。最後にプラ板で適当に作る予定です。




装填手のステップや右側砲身基部、照準器防楯裏などに突き出しピン痕とパーティングラインが見えています。これを後から処理しましたが、壊れないようにヤスるので限界がありますね(笑)
まだまだ問題は残っていますが、ここまでで組立は終了にします。

完成すれば小さなキットですが、丁寧に工作して、各部を薄くするなどすればすごく良くなりそうなキットですね!さすがタミヤです。
塗装は名古屋に帰って行います。壊さないように持ち帰るためにガードをしっかりしないといけませんね。
付属のゾンダーアンハンガーは名古屋に帰って弾薬箱バージョンに改造(できれば)する予定です。

あまりにカッコ良くて気に入ったので、搬送状態も作ってイタレリのオペルブリッツに牽引させるのも良さそうですね。妄想が膨らみます。
イタレリのオペルブリッツっていまでも買えるんだろうか…