2023年8月21日月曜日

タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記01

 タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記01です。

帰省前に「作りかけ包囲殲滅作戦」を発出し、2台を殲滅、2台と戦闘中であるのに、帰省して3台作りかけを作ってしまったら、自分が包囲殲滅されそうです(笑)

私は小学生のとき映画「戦争と人間」を観てノモンハン熱という病に罹りました。

以来数年に一度ぶり返して読書したり模型作ったりしたくなります。今回は3台目のBT-7です。BT-7はソ蒙軍の8月攻勢時のものになります。


かみさんとTV観て駄弁りながら作ってたんですが、あっという間に車体下部ができました(笑)いくら写真を見てもどうなっているか分からない第一転輪あたりも手早く作れてしまいます。いやはや、タミヤはすごいです。

司馬遼太郎さんが、著書の中で「ソ連の戦車は、鉄板をバタバタくっつけただけのようで、日本の戦車に比べると作りが粗い」みたいなことを書いておられますが、まさにそんな感じです。でも側面は2重装甲になっているんですね。

BTは装甲が薄いので日本軍の速射砲にかなりやられたようですが、この新型戦車BT−7などを含めて再編成したジューコフ指揮するソ蒙軍に8月20日からの大攻勢であっという間に壊滅します。日本軍第6軍で「良戦車の出現」と騒がれました。

この頃のソ連は猛烈な勢いで装甲車両を開発・生産していて、平時としては各国を凌駕する1万台近い装甲車両を装備していたらしいです。

こりゃ、いくら破壊しても勝てませんわなー(涙)

ノモンハン事件の前半のソ蒙軍はBT-5が主力なのでそっちも作ってみたいですねー。

2023年8月20日日曜日

タミヤ1/35 20mm4連装高射機関砲 製作記1

 タミヤ1/35 20mm4連装高射機関砲 製作記1です。

オペルブリッツに載せるつもりで広島に持ってきましたが、オペルブリッツのインストを箱に入れ忘れて、そちらが作れないので、この対空砲から作ります。

1977年発売のオールドキットですが、なぜか62歳になる今まで一度も作ったことの無いキットです。楽しみ!

まず古いキットなので突き出しピンとパーティングラインが強烈です(笑)さらに一部のパーツの周囲に薄いバリが残っておりこれもナイフで削り取らないといけません。

防楯裏はさすがに目立つだろうと思い、制作前に処理しました。

私はこういう左右貼り合わせていくキットが苦手です。本体部分の箱組がうまく行っていません。あと、思わぬところに突き出しピンが露出するので、気をつけて処理しないといけないですね。

また細長い棒状のパーツが多いので処理が面倒です。特にFLAK38の砲身と基部はしっかり処理しないと目立ちます。

私は右側の基部を処理し忘れて、組立後にナイフで削るという情けないことに(笑)

例によって小パーツ紛失しました。砲手の右側ペダルがありません。最後にプラ板で適当に作る予定です。




装填手のステップや右側砲身基部、照準器防楯裏などに突き出しピン痕とパーティングラインが見えています。これを後から処理しましたが、壊れないようにヤスるので限界がありますね(笑)
まだまだ問題は残っていますが、ここまでで組立は終了にします。

完成すれば小さなキットですが、丁寧に工作して、各部を薄くするなどすればすごく良くなりそうなキットですね!さすがタミヤです。
塗装は名古屋に帰って行います。壊さないように持ち帰るためにガードをしっかりしないといけませんね。
付属のゾンダーアンハンガーは名古屋に帰って弾薬箱バージョンに改造(できれば)する予定です。

あまりにカッコ良くて気に入ったので、搬送状態も作ってイタレリのオペルブリッツに牽引させるのも良さそうですね。妄想が膨らみます。
イタレリのオペルブリッツっていまでも買えるんだろうか…




2023年8月11日金曜日

タミヤ1/35 オペルブリッツ(ガンポーティ)製作記02

 タミヤ1/35 オペルブリッツ(ガンポーティ)製作記02です。

前回で、壊れたキャビンを切り取ってフルオープンにしたオペルブリッツに、急ごしらえっぽい雰囲気のテキトーな迷彩を施し、そこにポンコツな5cmPak38を載せ、H鋼材で留めている感じまで行きました。

ここから荷物を積んでいきます。フィールドグレイの弾薬箱は謎メーカーのレジン製でPak38用です。カーキ色の大きな起爆はマーダーⅡのものそのほかジャンクパーツをいろいろ積みました。


弾薬と空薬莢は弾薬箱の同梱品で、白いサーフェイサーを吹いた後タミヤのラッカースプレーのゴールドを吹きました。薬莢には先端をフラットブラックを軽く吹いています。あと全体を黒でウォッシングしてます。

車体のダメージ部分にサビ表現を加えていますが、本格的には帰省から帰ってからになりそうです。

車体全体はタミヤのスミイレ塗料のダークグレイで影を入れています。そこからウェザリングカラーで色を混ぜたり加えたりしながら、サビ表現を加えています。それっぽくなってきましたが細部はまだまだこれからです。





フロントシートのオレンジ色は、皮のシートが破れてスポンジが見えている想定(笑)ですが、当時のシートにスポンジが使われていたのかどうか、ちょっと調べても分からなかったので、こういうことにしました。
ハンドルを左に切って、砲も左を向いています。
戦闘中の対戦車砲兵を置きたいのですが、あまりいいフィギュアが無くどうするか迷っています。

今日はこのくらいにして、明日は帰省前に1時間くらい弄れればいいかなと思っています。
もしかするとⅢ号N型の予備履帯の塗装にするかもです。

2023年8月5日土曜日

タミヤ1/35 オペルブリッツ(ガンポーティ)製作記01

 タミヤ1/35 オペルブリッツ(ガンポーティ)製作記01

製作記01となっていますが去年の年末頃作り始めて放置状態だったオペルブリッツです。

「作りかけ包囲殲滅作戦」の一環で8月11日の完成を目指しています。

当初は普通に作っていたんですが、そのままでは面白く無いのでヘンなもの作ろうと思ってキャビンを取っ払ってオープン状態にしてストックにあった5cm対戦車砲Pak38を積むことにしました。



1942年の秋、続く激戦でボロボロになった装備をひっさげて、それでもエルアラメイン目指して進むDAKをイメージしています。ロンメルが言うように砂漠で自走化されていないものは戦力にならない。つまり、なんでもかんでも車輌に積み込んで自走化したのがDAKです。このオペルブリッツにPak38を積んだモノは写真で見たことはありませんが、きっと在ったに決まっているという,私の妄想が作る事にしました。




こんな感じです。なかなかカッコいいので気分が盛り上がってきました。

全体にはジャーマングレーに、イエローブラウンでテキトーな迷彩を施し、かつメチャクチャに剥げてオンボロになっている車輌というのを目指します。

荷台には木甲板色を吹いて、ケープを吹いて、ジャーマングレー、イエローブラウンという順番塗り、ケープ剥がしチッピングで下の木甲板色が出るようにするという予定です。





テキトーな迷彩です。DAKのハーフトラックなどでバッテンを並べて描いただけ?みたいな
迷彩がありますが、あんな感じで「急いで塗りました」というような迷彩です。

一方でPak38は盛大に剥げています。ボンネットも剥げてます。


ところが、なぜか荷台が剥げません。ケープを拭き忘れたのか、吹いても時間がたつと剥げにくくなるのか、こりゃ困りました。何かもう、自分が認知症の初期症状が現れているんじゃないかと超不安です。

ともかく、綿棒でむりやり、ゴシゴシやりました。

これからウェザリングして荷物を積んで…と楽しいことやっていきます(笑)

2023年8月1日火曜日

タミヤ1/35 Sd.Kfz.223フンクワーゲンの製作記08(完成)

 タミヤ1/35 Sd.Kfz.223フンクワーゲンの製作記08(完成)です。

作っていなかったデティールを追加しました。車幅確認ポールの先端とアンテナ線の引き込み部分です。結局碍子っぽいものをランナーとエポパテで作りましたが、いまいちです。



こういう細かいパーツをエポパテでキレイに作れるようになりたいですね😂ポールの先端もどうも良い感じで作れません、これは今後も多用しそうなので沢山作ってストックしておこうと思います。水筒のカバーの色も3個微妙に変化させました。

塗り忘れていたリュックサックも塗装しました。ショベルも少しドライブラシで光らせています。基本的にあまり目立つ演出は避けて、車輌の独特な形状やチラリと見える内部などに面白いと思ってもらえればいいのですが…どうでしょうか。


後部は特に何も手を加えていません。


全体としてもっと明るくしたいのですがなかなかうまくいきません。もっと明るい基本色から暗くする塩梅を調整しながら仕上げていかなければいけません。

次回作もがんばります。

2023年7月31日月曜日

タミヤ1/35 Sd.Kfz.223フンクワーゲンの製作記07

 タミヤ1/35 Sd.Kfz.223フンクワーゲンの製作記07

いよいよ完成が近づいてきました。

小物を塗装していきます。基本的に複数ある物は、新品以外同じ色に塗らないというポリシーでやっています。あと、生活感のあるように、まっすぐキレイに整列させないこと、汚れていること(まるで私の部屋ですね(笑))で配置して塗っていきました。

車幅確認ポールの先端はエポパテで作ったので乾燥待ちです。最終回には付くと思います。左フェンダーの畳んだシートは他のモデラートは違う場所に置きましたが、やはり既視感が目立つので使わない方が良かったですね…


作業忘れをいろいろ気が付きました。左前のアンテナポールにアンテナからのワイヤーを引き込む必要がありますが、車体側の基部がいまいちよく分かりません。碍子のように見える写真もあるし、平面に穴が開いているだけのようにも見えます。

前輪のブレーキパイプもつけようかなと思いますが、全体の作業量次第ですね…

カモフラージュネットは土居雅博氏に教えて頂いたマッドメデュウムでボリュームダウンする方法、すごく効果的でした。スミイレ後にハイライトをデザートイエローでドライブラシしました。


タイダウン・ベルトにロイヤルモデルのエッチングパーツが余っていたのでバックルなどを付けましたが、もっとベルトが薄くないと逆効果でした。次回は紙でベルト作るのが良さそうです。

その後、ウェザリングカラーでサビと砂埃を表現しています。最後にもう一度ひどく錆びているところを目立つように塗装する予定です。 あ!リュックサック、塗り忘れてる(笑)


昨日の模活の最後はフィギュアです。


パテ盛りして、首回りをDAKっぽくスカーフにして、左腕に肉付けをしました。形がおかしいので写真にはありませんが、上腕部の内側を削りましたがまだおかしいです。

前進の合図をする前なので、手首はもっと後ろに倒した方が良さそうです。表情ももっと緊張感のあるものにした方が良かったですね…情景のイメージが曖昧なまま作った結果です。いかんですなー。

人体はホント難しいです。


2023年7月30日日曜日

タミヤ1/35 Sd.Kfz.223フンクワーゲンの製作記06

 タミヤ1/35 Sd.Kfz.223フンクワーゲンの製作記06です。

今週末は土日休み。前期の授業も終わって時間に余裕があるので土日いっぱい模型作るぜい!とおもっていたけど、土曜日はなぜかモチベーションが上がらない。

散髪行って、買物から帰ったら暑くて汗かいてたのでくたびれたかな…。というわけで車両に載せる荷物など作ってましたが、あまり進んでいない。


前部のラックにジェリ缶を載せてワイヤーで縛った。あと、キットに入っているシートみたいなのをフェンダーに。定番的なところには載せない(笑)

予備タイヤはカバーに溶きパテを塗ってもう少し厚みを持たせましたが、まだ足りないですね。


ショベルなどのOVMも塗装。まだウェザリングしてませんが。


カモフラージュネットはマットメデュウムでボリュームダウンできました。けどダウンしすぎた感じもするので次回からはエポパテか何かで芯をつくって包む感じがいいと思う。

それにしても3Dプリントのクランプとキットの方向指示器の解像度の違いが際立っていて笑ってしまいます。HobbyBossのキットを作るときにはちょうどよさそう。


マフラーはフラットブラウンとピグメントでテクスチャー付け。いつもの処理です。丸めてある寝袋みたいなのはストックにあったレジンの荷物です。デカールが古くてヤシの木が曲がっているのが泣けます(笑)


そのほか水筒やヘルメット、リュックサックなど。ジェリ缶にはラッカーのハルレッドを吹いてケープ、アクリルのジャーマングレイを吹いていますが、ちょっと、ケープを吹きすぎるとこんな感じに。なかなか調節が難しいですね。

フィギュアはキットの物のヘッドを、たぶんウォリアーズのものに変更しました。ハンドルを右に切っているので身体を傾けつつ、右手で身体を支え左手で後続車に合図しているイメージです。

この人にエポパテを盛るついでに車幅確認ポールの先端にボールを作る予定。今日はここまで行けたら、うれしいな。「作りかけ包囲殲滅作戦」は次の段階、オペルブリッツのガンポーティという架空車輌にはいります!