2024年1月8日月曜日

アカデミー 1/35 Ⅲ号戦車J型 北アフリカ 製作記03

 アカデミー 1/35 Ⅲ号戦車J型 北アフリカ 製作記03です。

素組み部分が終わったところで、デティールアップ・パーツを組み付けました。

DEFモデルのジェリ缶ラックと5cm戦車砲L42です。

これは砲身スリーブごとまるっと差し替えが聞くセットなのですが、広島に持ち帰っていなかったのでキットの砲身スリーブを長さに合わせて切り飛ばして、瞬着で組付けました。

やっぱり短砲身5cm砲はこのダストカバーが付いているほうがそれっぽいですね。

ジェリ缶ラックのセットはなかなか豪華なセットです。

後部のジェリ缶ラックと砲塔上のジェリ缶ラック2種がセットに入っていて、ジェリ缶も11本が同梱されています。4本まとまりが個と3個まとまりが1個です。それに取っ手と蓋の3Dプリンタ出力のパーツがつきます。


キット付属のエッチングパーツである、エンジン吸気口のメッシュも付けました。このメッシュはタミヤなどのものより、精密なのか、吸気口内部が透けて見えます。中を黒塗っておけば良かったです。

というわけでここまでで組立はほぼ完了。なかなかのカッコいいです。が、まだ仕上げやフィギュアのイメージはつかめないでいます。



仕上がりのイメージはまだできていませんが、下地作りはできます。


今回は先に述べたように全部組み付けて、部位ごとに塗っていきます。

特に車体下部と上部に分けて塗りたいところですが下部の目鼻が付かないとフェンダーが付けられず、よって上部を組み付けません。車体下部から塗っていきます。

まず車体下部側面に固着した砂のテクスチャーを付けて上から影色を吹きます。これは影色を吹いても上からテクスチャを付けたらせっかくの影色が無駄になってしまうからですね。

製作中写真撮り忘れちゃった。上の画像は砂のテクスチャを付けて、上から影色を吹いて、さらに上から基本色の明るくしたイエローブラウンを吹いたところ。影の中にもテクスチャがある感じになりますね。

トローペン1のイエローブラウンには迷彩色のグレーなのですが、この色が微妙です。

人によって解釈がかなり異なりますね。私はフィールドグレイのさらに明度を上げ、彩度を下げたものという解釈ですが思うような色が作れないでいました。

今回塗ったのは田宮アクリルのXF-73濃緑色(陸上自衛隊)という色でボクのイメージに合ったので塗ってみました。


下地のオキサイトレッドと影色が訊いた感じになっていますが、でもハイライトが足りません。ハイライトを入れていきます。

2024年1月4日木曜日

2023年は完成17作

 我ながら結構作ったなあと思います。仕事が終わって帰宅後や休日は戦車三昧でしたから(笑)今年は仕事が忙しくなりそうなので同じペースは無理でも月1作のペースは守りたいですね。あと、フィギュアの腕を上げたいのとウェザリングの高速化も試したいところです。


2024年1月2日火曜日

アカデミー 1/35 Ⅲ号戦車J型 北アフリカ 製作記02

 アカデミー 1/35 Ⅲ号戦車J型 北アフリカ 製作記02です。

ここから砲塔以外の部分を完成させていきます。

まずフェンダーです。前部を取り払う予定ですが、とりあえず全部作りました。OVMのクランプのハンドルが表現されているのはうれしいですね。もちろん3Dプリンタ出力のようなシャープさはありませんが、それでも手軽にリアルな表現になっているのはうれしいです。

若干オーバースケール気味なので細くヤスリたいところですが、こういう極細なヤスリは持ってないのでスルーしてそのまま行きます。


車体の下後部の組立は妙に凝った分割をしています。整風板やスモークディスチャージャー周りは見えないところもしっかりパーツ化されています。思わず「へー、こうなっていたのか」と唸らされます。模型で実物を知るって楽しさですね。

キットにはメッシュとチェーンのエッチングパーツが入っていますが、まだ取り付けていません。


上後部も良い雰囲気の表現で作っていてなんだか楽しいですね。排気口なども細かくモールドしてあるのでタミヤより実感があります。ただ、吊り上げフックが板状なのはやや違和感があります。本当はモデルカステンのセットなど使いたいところですが、あいにく在庫を持っていないので、ここもスルーします。

後部を上面と側面から見た画像です。

前部と後部のスキマや腰髙な印象の車体全体が若干デフォルメ気味なのかもしれませんが上手く表現されている気がします。カッコ良すぎるタミヤのⅢ号より、実車に近い感じがするのは賞めすぎ?



ここから砲塔の組立に入ります。なぜか車体に比べて、組みたてやすさが減退している感じです。特にキューポラ。ペリスコープを開閉選択出来るのですが、必ずスキマができるであろう構成なのでキューポラ下部は必ずパテ埋めしないといけない感じです。
もう少しやりようはあっただろうにと思います。

今回はL42の短砲身装備を選択する予定ですが名古屋の家にDEFモデルのアルミ挽物砲身と後部のジェリ缶ラックのエッチングパーツをストックしているのでこれを使おうと思っています。
ここまでのパーツを仮組してみました。なかなかカッコいいです!




ここまでで、ほぼ素組みは終了です。
製作記03では塗装に入る予定です。これまでのような塊を塗るやり方をやめて部位ごとに塗装する昔の方法に改めて塗装したいと思っています。
それでは今年もよろしくお願いします。


2023年12月29日金曜日

アカデミー 1/35 Ⅲ号戦車J型 北アフリカ 製作記01

 アカデミー 1/35 Ⅲ号戦車J型 北アフリカ 製作記01です。

初のアカデミー製品の製作になります。以前M3ハニーを積んでいたのですが、何となく作らずヤフオク行きになりました。さてさて、このキットはそれより新しいのでさらに良くなっているのかな?見ていきます。

このキット時期の違う第15装甲師団のJ型が5種類作れます。砲塔防楯の増加装甲の有無や口径をL42とL60の選択ができます。ボクはVer.3、1941年頃の第15装甲師団の中隊長車を選択しました。イエローブラウンとブラウンの初期の迷彩になりますね。

まず車体の箱組です。タミヤの箱組より手早く堅牢にできそうですね。これは初っぱなから、驚きました。パーツの嵌合いも全く問題が無いです。良い感じじゃないか、アカデミー!


車体側面の表現も良い感じです。側面装甲板の肌合いや、程よいパーツ分割でストレスなく組めてしかも表現は細密です。ボクは下部の脱出用ハッチを逆さまに付けちまいました!付けたとき、一瞬、あれ?と違和感を感じたのですが、先に進むのを焦って確認を怠りました。バカです…

さて、次は履帯です。前回タミヤのⅣ号戦車G型でロコ組に挑戦しましたが失敗しました。車輪をはずそうとしたらバラバラになりました。原因をスプロケットにポリキャップが入っているので抜けにくかったのではと推測。今回のキットはパーツにはめ込むだけなのでイケるのでは?と期待しました。


まずは履帯を組んで一晩寝かせました。で、翌朝、挑戦!

がダメでした…。また車軸がキツすぎたようです。


むむむむ、てことはユルユルになるほど車軸を細く削ってなきゃダメなのか…?

もう最近では戦車を塊で塗るのは無理かなと思い始めていまして、部位毎に塗装の準備をするならロコ組しなくていいんじゃね?という気もします。まあ、できてる方が便利なのは確かですが…。

気を取り直して左右の履帯を履かせました。わりと良い感じで垂れ下がっているかなと思います。フロントフェンダーが取れちゃったような歴戦の車体をイメージしていますが、どうなることやら。


車体上部の製作に入ります。インストにはフェンダーから組み付けるようになっていますが、そうすると履帯の塗装が難しくなるので先に上部構造物、フェンダーを製作し、塗装をしながら組み付けていくことにします。
フェンダーの接着強度も高く設計してあり、かなり安心しながら製作していけますね。
上部構造物の正面、側面装甲もスキマなどができない設計で驚かされます。装甲板の鉄っぽい風合いも良い感じなのでこれを残せる塗装方など考えてしまいます。


箱組時の強度アップの横板を上部構造物の位置決めに利用しています。前部もダボがあり、
位置がずれることがないです。




アカデミー、ファンになっちゃいそうです。
フェンダーの組立はなどは製作記02に譲り、製作記01はこれで終了とします。
閲覧ありがとうございます。



2023年12月28日木曜日

タミヤ 1/35 一式砲戦車 製作記01

 タミヤ 1/35 一式砲戦車 製作記01です。

広島に帰省して、アカデミーのⅢ号戦車J型を作り始める予定でしたが、荷物が遅れるようだったので、書斎にストックしていた一式砲戦車をサクッと素組みすることにしました。

ちなみにチハ車は2回作ったことがあって、あの華奢な感じが良く出ていますよね。

この一式砲戦車も発売された頃に1回だけ作った記憶がありますが、どうなることか(笑)

普通に各ホイールを組みたててシャーシに組み込みます。ロードホイールなどがとても繊細なモールドで、良い感じです。足回りはなかなかの精密感ですね!




履帯を履かせてみました。起動輪とかみ合って精密感ありますね。ただ、軟質素材の履帯なので残念ながら反った感じはしますね。



説明書が曖昧で隔壁の組込方法がよくわかりません。
このころのタミヤの説明書はときどきこういう所がありますね。
とりあえず。こうかな?と思う方法で付けてみました。


上部の構造物を組み付けます。
ここは持ち帰り時に壊れないよう接着しないでおきます。


隔壁も問題無かったようで一安心。後は砲と防楯ですね。


砲尾や照準器など、タミヤ王道の分割で簡単に組めます。今回は帰省先での気晴らしなのでパーティングラインなどもほとんど気にしていません(笑)Nipperさんのように気楽に組みますが、こういうのも中学生の頃に戻ったようで楽しいです。

防楯上面にすごいスキマができました。他にも幾つかあるので名古屋に戻ったらパテ埋めしてヤスってならします。
さて、上部構造物を嵌めたらこんな感じになりました。
なかなかカッコいいですね。



塗装は名古屋で行いますが、車体内部は何色なんだろ?
一応、製作記01はこれで終了です。素組みで車体ができました。
続きは名古屋に戻ってからでーす。でもそんなに愛が深いわけではないので(笑)筆塗り三色迷彩にチャレンジしてみるかな(笑)。












2023年12月19日火曜日

タミヤ 1/35 Ⅳ号戦車G型初期生産車 製作記09 完成しました!

 タミヤ 1/35 Ⅳ号戦車G型初期生産車 製作記09です。完成のご報告です。

そろそろベースを準備します。いつものDAISOの深型、300円のケースです。

このケースは4隅に積み重ね用の脚があって、それが表面にはヒケになっています。

単品で作るときはいつも、何かを貼ったりしていましたが、今回はセミグロスブラックの黒でいくつもりだったので、これを修正します。


黒の瞬着でヒケを埋めて、タミヤのラッカースプレー、セミグロスブラックを吹きました。

そこからペーパーがけ。飽きたら車体に移ったりしながら作業を進めます。



エンジンデッキから飛び降りる兵士は装備品を付けていなかったので、装備品を装着しました。塗装済みだったのでゼリー状瞬着で接着しました。ガスマスクケースのベルトはこの段階で着けるのは無理なので諦めました。ここでも段取りの悪さが露呈していますな。


気まぐれに綿を置いてみると、躍動感がでるなあと(笑)走行中の場面なので、「これで行こう!」と急きょ決定します。

ここまで位置決めしたら、ベースを作業用ベースから完成用ベースに移設します。作業するのにベースがあった方が楽なので大抵、こんな風に作業しています。

移設が終わったら、歩兵の位置を決め、プラ棒と接着剤で車体に固定しました。車体はビスとナットでベースに固定してあります。

12月18日は今シーズン最初の忘年会。酔っ払って帰宅して、気になっていた1箇所を直します。何かというとエンジンデッキの下士官がゲベックカステンに腰掛けていて、今ひとつ緊迫感に欠ける点です。このキットのフィギュアは元々クルーが身体を出して走っている姿なので仕方ないのですが、腰掛けさせず中腰で前方を凝視させます。

上の画像が修正前、下が修正後です。



もう、1カット。同じく上が修正前でしたが修正後です。


こんな感じで、フィギュアのポーズそのものは変えていませんが、置き方を少し変えるだけで雰囲気というか変える演出ができます。私はこの演出が大好きなんですよね。
あとは最後の工程、綿の砂埃の形状を整えて、アクリルのバフを吹きます。
今回は単品仕立てで、ジオラマ的演出をやってみました。あまりベースが派手にならないように半つやに仕上げたのですがこれなら、ツヤツヤの黒でないと単品作らしさが出ないかもしれませんね。



いつものように背景を置いてみました。

砂埃を後ろに流して疾走しているように見せたいのですが、なかなか思うようにはいきませんね。これも、練習と繰り返しの経験ですね。

フィギュアも塗りや工作が甘いのですが、どうしても、先へ進みたくて妥協してしまいますね。積みを崩すのを優先するか、妥協無く作る事を優先するか、難しい選択ですが、いまのところは積みを消すことを優先しています。


途中、裁判員裁判参加するなどでペースダウンしてしまい、約1ヶ月にわたっての製作になりましたが最後までお付き合いくださってありがとうございます。

あとは帰省までにくろがね4起を終わらせたいですね。