2023年12月10日日曜日

タミヤ 1/35 Ⅳ号戦車G型初期生産車 製作記04

タミヤ 1/35 Ⅳ号戦車G型初期生産車 製作記04です

前回オキサイトレッドの上からケープを吹いて、シャドウを吹きました。

ここからは基本塗装になります。エルアラメインのⅣ号G型をイメージしているので基本色はライトブラウンです。が、少し色味の変化を付けたかったので、ライトブラウンより、暗いダークイエローを吹きました。旧版なので緑がかった暗い黄色です。


シャドウを残しながら吹いていきました。

サーフェイサーのオキサイトレッドも視覚効果として面白いので残しながら吹いています。実際にはこんなことはあり得ないと思いますが(笑)

その上から明るくしたライトブラウンを吹きました。こちらもシャドウを残しつつ色味の変化をイメージしつつ吹きました。控えめなカラーモジュレーションですね(笑)



このあとは細部を塗り分けていきます。珍しくジャッキは車体色のままにして、ケープによるチッピングを激しく行う予定です。その他は金属部分をダークアイアン、木部を木甲板で塗っていきます。


作業しづらいので、車体上下部を接着しました。
キャンバス部分とキューポラ内部の防弾ガラスを塗りました。
内側は光が入るのでクリアグリーンにしましたが外側は逆に光が入らないので黒く塗って上からクリアを塗っています。
車長用ハッチのマットはジャーマングレイです。
まだ取り付けていない装備品も別途塗ります。
ジェリ缶はジャーマングレイとライトブラウン、呉海軍工廠色も使っています。
予備履帯はフラットブラックとハルレッドの混色、砂袋はカーキを吹いています。


車体に装備品を取り付けました。
ここからはウェザリングに入ります。製作記05ではじめます。
次回の更新で車体は終わりそうです。
今回は「単品作品で場面を切り取る」をテーマにしてみたいと思っています。
ベースは地面を作らず、プラスチックのままか「貼れる布」にしておいて、そこに直接モデルを配置する予定です。
フィギュアもそろそろかからないとイカンですね。


2023年12月7日木曜日

タミヤ 1/35 Ⅳ号戦車G型初期生産車 製作記03

  タミヤ 1/35 Ⅳ号戦車G型初期生産車 製作記03です。

しばらく間が空いてしまいました。金土日と風邪をひいて3日模活を休んだのが痛かったです。やはり平日は作業が進みません。

風邪をひく前はOVMをいろいろ取り付けていく普通の作業です。戦車模型の工程で、ボクはこの工程が一番退屈です。デティールアップをほとんどしない人間なので。

しかし、今回はOVMのクランプに3Dプリンタ出力のパーツを使ったり、キットのクランプ部分に穴を開けて削るなどの簡単なデティールアップを加えてみました。


でもやっぱり退屈だった(笑)

マフラーの排気管はキットのパーツではなく薄いパイプを使いたいのでそのままにしていますが、いまのところ適当な素材が見つけられていません。


ほぼ組み上がりました。フィギュアはタミヤのⅢ号N型に付属のもので信号弾を打ち上げるポーズのものです。後部に下士官と歩兵を乗せて攻撃発起点から「いざ、出撃!」っていうような緊張感のある風情にしたいと思っています。

僕には珍しくキットの指定通りワイヤーを付けてみました(笑)

まだ、車体の上部と下部は接着していません。今回は下部を仕上げてから接着しようと思います。戦車模型を塊になってから塗装していくという定番から段々離れていこうと思っています。


ここからは塗装に入ります。タミヤのサーフェイサー、オキサイトレッドを全面に吹いて、チッピング用にケープも吹きました。テカテカですね(笑)





次はフラットブラックと微量のフラットホワイトを混色したものでシャドウを吹きました。影になるところに吹きます。よくあるパネルラインにシェードを入れる手法から離れてみます。透明な影色を作って何度も塗り重ねる手法も今度試してみたいですね。



キューポラの中にペリスコープを組み込みました。フィギュアを乗せると全然見えなくなるのですが、防弾ガラスを塗るのが好きなので(笑)。クロームシルバーの上から、クリアグリーンを塗っています。本物はこんなサングラスみたいな色ではなくて、少し緑がかっているだけなのですが、まあこのほうがキレイなので(笑)。

フィギュアを仮に置いてみました。だんだん、雰囲気が出てきました。ここら辺りから模活は俄然楽しくなってきますね!
次回は基本色+ウェザリング+フィギュアで完成です。






2023年11月26日日曜日

タミヤ 1/35 Ⅳ号戦車G型初期生産車 製作記02

 タミヤ 1/35 Ⅳ号戦車G型初期生産車 製作記02です。

上部車体構造を組みたてます。

Netflixで「ラストキングダム」というドラマを観ながら製作続行していますが、こちらのドラマが面白くて、つい手がお留守になってしまいます。ブリテン島の七王国時代のデーン人との確執を描いたドラマですが、観たところまではアルフレッド大王が中心に描かれていて、ボクのような中世ヨーロッパ好きには堪えられません(笑)

おかげで構造物段差とスキマができました。ここの溶接痕はタミヤがとてもきれいなモールドで作ってくれていますが、パテで埋まってしまったので、ヤスったあと、伸ばしランナーかなにかで作り直します。




さらに上部構造物の前部と後部を作ります。

マフラーから突き出た排気管ですが写真では凄く薄いパイプなのでなんとか別の素材で作ろうと思います。


今回はOVMのクランプに3Dプリンタ出力のパーツを使っています。
繊細ですすばらしいですが簡単に壊れてしまいます。


繊細な部品を組み付けて移動中、壊したり、なくしたりが怖いので充分な強度で接着できそうなプラパーツ組み付けていきます。
早く形がみたいので砲塔もザックリ作りました。全くもって子どもです(笑)


来週は車体の組立完成が目標。年内に基本塗装とフィギュアを作りたいですね。
いつもの300円ベース、深型に載せるとさすがに窮屈です。


いよいよワイドL型を登場させて、もう1台なにか車輌と絡ませるかなあ。





2023年11月23日木曜日

タミヤ 1/35 Ⅳ号戦車G型初期生産車 製作記01

 今日は11月23日、マーダーⅢ以降、お手付きのくろがね4起を完成に向けて進めていましたが、仕事で忙しくなかなか進められません。

今週の土曜日にリョータさんの「プラモデルつくろーぜ会」があるので、それに参加用のタミヤのⅣ号戦車G型初期生産車を始めました。ある程度作ってから持ち込んだ方が作業やおしゃべりが楽しくできるので、休日を利用して組み始めました。

リアパネルはタミヤらしくない分割でかなり精密ですね。牽引フックは1.2mmのピンバイスがなかったので今は取り付けていません。折れやすいところなので後で真鍮線に換えるかもです。


今回はロコ組を初挑戦しましたが見事に失敗(涙)バラバラになっちゃったので、いつもどおりの接着にしました。車軸とホイールを「セメダインBBX」で仮止めしてやったのですがダメですね。これでも接着力が強すぎて…。あれって、ホイールを全く固定せずに作るんですかね?次回はそんな風にやってみます。



というわけでいつもの接着で足回りを組みました。Ⅳ号F型でも思いましたが、リアパネルやロードホイールなど、このくらいの分割なら面倒でもないし、それなりに精密感もあって良いですね。

明日、明後日は仕事なので、どこまで進められるか分かりませんが、日曜日が楽しみです。


2023年11月11日土曜日

タミヤ 1/35 マーダーⅢ製作記09 完成です!

 タミヤ 1/35 マーダーⅢ製作記09 完成しました。

フィギュアのデカール貼り直しました。肩章、帽章です。その後つや消しクリアを吹いて落ち着かせています。

乾燥後フィギュアをエナメル系で塗り足しました。

特に左側の彼は、最初のアイキャッチで目が合いそうなので(笑)


ここから視線を右へ移してもらって…


お!クルーがいるじゃないか!ってなってもらいたいです。
砲手くん画像で拡大すると怖いです(笑)
もっとフィギュア塗装うまくならなきゃなあ…


車長さんには、箱絵通り、メモを持たせました。
こっちの方がカッコいいですね。


右側です。
ジェリ缶と木箱置いてみました。あまり邪魔にならないよう
ウェザリングは軽くにしています。少しライブ感増しました。

こんな感じですね。


左側です。

この左側からの待ち伏せアングルも気に入っていますが、
ドライバーくん、ハッチ開けっぱなしで何してるんでしょう?

展示会とかだとこんなアングルになりますね。


粘土がベースから浮き上がって汚いので例会や展示会用に
もう少しキレイに整えなきゃいけませんね。
約2週間にわたってお付き合い頂きありがとうございます。
次作もがんばります。








2023年11月10日金曜日

タミヤ 1/35 マーダーⅢ製作記08

 タミヤ 1/35 マーダーⅢ製作記08です。

車体にポンチョをひっかけて、こちらは一応完成としたので、フィギュアを少しずつ進めています。しかし平日、帰宅後や朝のわずかの時間での作業なのでなかなか進捗しません。


上の画像はベルトを塗ってバックルと襟章のデカールを貼りました。

襟章も時期によっていろいろ種類があるのですが、明確なことは分からないので、ローズピンクのふちどりに黒の地色、銀のトーテンコップフの標準的なものにしました。

下の画像は肩章のデカール貼りましたが間違えて少尉のデカールを貼っているようです。後日張り直します。とほほ。車長の頭は、平野義髙さんのものを紛失しちゃったのでホーネットのフィギュアを使っています。これも良いのですが、平野さんの方が男らしくて存在感あったなあ…


車長に目を入れて、ヘッドホンのケーブルを付けました。3人とも顔に赤みを入れています。車長は少し人間らしくなりましたが、部下の二人はまだ生気が足りませんね。


戦闘室内に立たせて、位置や角度を調整しています。

プラ板で接続器作っています。かなりオーバースケールなんですがケーブル自体がオーバースケールなのでこのくらいの方が何か付けている感があって自分では気に入っています。

ベースの正面から見て車長がよく見えるように位置と角度を調整しました。この状態でフィギュアを車体に接着。無線機からのケーブルも接続器に接続して接着しました。

ライブ感が出てきました。

続けて砲手と装填手の二人の塗装です。すばらしい顔の造形にほれぼれします。が、自分の腕がついて行けないのが残念すぎです。こんな風に枝を持たせるのも面白いかな(笑)


どこに配置するか構成をまだ決定できていません。もう少し試行錯誤します。

3人を寄せてクルーの一体感を出す案。


一人を離して対空警戒の緊張感と、擬装作業を急いでいる案


3人を離して車長を強調しつつ、対空警戒の緊張感を出す案


さらに二人を後ろ向きにするのも奇抜で面白いかも…でもこれはないか…


こういうふうに場面構成を考えているときが凄く楽しいですね。

ジオラマと言うにはおこがましい小品ですが、それでもクリエイションの喜びが得られます。次の更新では完成とさせたいところです。