2024年3月24日日曜日

ドラゴン1/35 Ⅲ号突撃砲F型 製作記02

 ドラゴン1/35 Ⅲ号突撃砲F型 製作記02です。
前回の製作記1の最後に書いたエンジンデッキのレイアウトが全然異なる(G型と同一)という点に加えて、キットの砲身が、短い!なななんと43口径のようです。F型の途中で7.5cm砲は48口径のものに変更され、それはF/8型、G型へと受け継がれるわけですが…。
もう、かなりモチベーションダウンです…。
結局F/8型というのは車体や主砲など、戦闘室周り以外はF型よりG型に近いのだということがわかります。トホホですがこれで挫けてはいられません。下記の方法で極力F/8らしく見せることにします。
・キットの主砲防楯が妙に高い位置にあり、車体からも離れすぎているので修正を加える。
・キットの戦闘室などヒケがひどいので極力面出しする。
・主砲の砲身はストックのタミヤのPak.40から持ってくる。
・エンジンデッキはシートで隠す。
・変速機点検ハッチはガッチリ接着されてて取れないので、F/8前期生産型とする。
・これにあわせて増加装甲はボルト止めでなく溶接止めで作成する。
・旧牽引フック削除と車体一体型として新設。
・ノテックライトの中央への移動は従来方針通り実施。
・迷彩は従来通り。「C」の謎戦術マークも付加する。
・アンテナ基部は固定式に変化しているが、部品が小さく整形できないのでこのまま。
これでいきます。
実際チュニジアのⅢ突4台がF/8型のいつごろのものかはよく分かりません。多分前期型とそれ以降の型式が混在しているように見えます。
なにせ確認出来る写真が2枚しか無くて、(サボテン畑(これ)と製作記01で掲載した写真)


それで見るに前期型と後期型がそれぞれ写っているように見えます。輸送直後の写真もどこかで見たような気がしますが見つかりません…。
では淡々と始めます(笑)

まず砲身。ストックしていたタミヤのPak.40から。マズルブレーキと砲身スリーブのところで切り取って使用。あれ?段差がまだ残っていますね。やばい!


牽引フック取り付け位置はパテで埋め、プラ板で作った新しい牽引フックを取り付けます。
ここは図面がないので写真を見ながら切り出しましたが、似てないですね…。ま、まあ元のブラケットが無いだけよし、ということに(笑)
ノテックライトは台座をエッチングパーツの切れ端で作り、接着。
その上からTASCAのライトセットからノテックライトを持ってきて接着。
このセットは傾いた場所にも設置できる台座が入っていて秀逸です!


旧ブラケット取付位置をヤスっていたら振動で車内の砲架が外れました!んもー!
仕方が無いので砲架の取り付け方法をインストとは異なる方法にして無理矢理接着。
以前より防楯を車体に寄せて、高さも少し低くなったので、前よりはⅢ突のイメージに近づいた感じがします。
ここまでこんな感じ、なかなかカッコ良くなって来たかなと思います。少しモチベアップ。

次は増加装甲です。グラウドパワー2006年3月号の図面からコピーして1mmプラ板で形状を作ります。本当は六角ボルトで固定してある方が力強くて好きなのですが、今回変速機点検ハッチを蓋にしたので増加装甲は溶接止めです。



そうこうしていると、また防楯が外れました。イヤになったので車体と防楯の間にプラ材を接着して無理矢理固定。プラ材を黒く塗れば見えなくなることに期待します(涙)
右側の戦闘室の出っ張りパーツがなぜか短い?他の本を見ても左右同じ長さなので、プラ板で長さを延長しました…そしたら正しいパーツが見つかりました。接着剤でしっかり付けたので取り替えられません…なんというドタバタ。イヤになりますなあ。


エンジンデッキ上の荷物を適当に作り、シートを被せて全体を隠す予定です。
第90突撃砲中隊が配備されたのはチュニジアの冬で、雨期なのでこういった対応も実際されていたのではと思います。…という言い訳(笑)
が、先に後部のラックを作る必要があり、そのためにはフェンダーを作る必要があります。
というわけで、フェンダーから作り始めますが、ドラゴンの旧作はこの辺の設計がヤワで以前Ⅲ号戦車G型を作った時も苦労したような気がします。
用心しながら取り組みます。

かなり華奢な付け方でヒヤヒヤです。さらにヒヤヒヤなのはアンテナケース、ちゃんとエッチングをつける自信はまるでなし。まあ、幾つかパーツは紛失しましたがまあ、なんとか付いています。
ここまでで、かなりⅢ突らしくなってきましたね。装填手側ハッチを接着したらもう、サーフェイサ吹こうかしらん。

ここまで閲覧頂きありがとうございます。





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