2024年1月13日土曜日

アカデミー 1/35 Ⅲ号戦車J型 北アフリカ 製作記04



 アカデミー 1/35 Ⅲ号戦車J型 北アフリカ 製作記04です。

1月14日(日)は大須で今年最初の「プラモデルつくろーぜ会」がありますから、当然出席するわけです(笑)今回はⅢ号に載せるフィギュアの塗装をしようと思っておりまして、当然フィット感などを見るためにⅢ号も持っていかなければいけません。

というわけで材料を安全に運ぶためにⅢ号のベースを作る事にしました。

いつものDAISO300円ベースに、今回は久しぶりにトミックスのシーナリーブラスターで地面を作ります。シーナリーブラスターに、小石と中ぐらいの石を混ぜて、シーナリーブラスターの半量くらいの水を加えてこねます。


さらに木工ボンドを加えて強度を加えます。


マスクしたベースに流し込みますが、このとき、混ぜた石の先端が少し顔をのぞかせるくらい薄く流し込むのがいいです。今回は少し厚すぎてあまり先端が出ていません。
なので追加で中くらいの石を追加しました。


リビアの砂漠は尖った石がゴロゴロしている印象なので大きめの石を追加しました。


仮に戦車を置いて位置や方向を決めます。履帯を押しつけて地面から浮かないように気をつけます。



なかなか、良い感じかなと思います。


それでは戦車を外してベースに水溶き木工ボンドをスポイトと筆で全面に塗ります。
これで乾けばベースを逆さにしても何も落ちなくなります。



この段階で固定用のネジ穴を開けました。いつものM3のネジとナットです。
ナットを戦車に固定し、ネジをベースの下から差し込みます。


これで着色を始めます。ラッカーのピンクブラウンを全面に吹き、ラッカーのタンをまだらに吹きます。乾燥後にタミヤ、スミ入れ塗料の「オレンジブラウンを大きめの平筆で全面に塗り、これまた乾燥後にダークグレーで、ウォッシング。シャドウを入れます。
このままでは赤みが強すぎて赤土になっちゃうので、最後にハイライトを入れるようにアクリルのイエローブラウンを吹きました。
こうすると表面の色が複雑になり荒れたリビアの砂礫砂漠っぽくなるかなと思います。



あとは、少し植生を植えました。



ここらで、いったん、ベースの作業は終了して、車輌本体と、フィギュアの準備にかかります。今日は1月13日(土)。明日は「プラモつくろーぜ会」に参加してフィギュアの塗装をするつもりなので、フィギュアの下準備に入ります。



2024年1月8日月曜日

アカデミー 1/35 Ⅲ号戦車J型 北アフリカ 製作記03

 アカデミー 1/35 Ⅲ号戦車J型 北アフリカ 製作記03です。

素組み部分が終わったところで、デティールアップ・パーツを組み付けました。

DEFモデルのジェリ缶ラックと5cm戦車砲L42です。

これは砲身スリーブごとまるっと差し替えが聞くセットなのですが、広島に持ち帰っていなかったのでキットの砲身スリーブを長さに合わせて切り飛ばして、瞬着で組付けました。

やっぱり短砲身5cm砲はこのダストカバーが付いているほうがそれっぽいですね。

ジェリ缶ラックのセットはなかなか豪華なセットです。

後部のジェリ缶ラックと砲塔上のジェリ缶ラック2種がセットに入っていて、ジェリ缶も11本が同梱されています。4本まとまりが個と3個まとまりが1個です。それに取っ手と蓋の3Dプリンタ出力のパーツがつきます。


キット付属のエッチングパーツである、エンジン吸気口のメッシュも付けました。このメッシュはタミヤなどのものより、精密なのか、吸気口内部が透けて見えます。中を黒塗っておけば良かったです。

というわけでここまでで組立はほぼ完了。なかなかのカッコいいです。が、まだ仕上げやフィギュアのイメージはつかめないでいます。



仕上がりのイメージはまだできていませんが、下地作りはできます。


今回は先に述べたように全部組み付けて、部位ごとに塗っていきます。

特に車体下部と上部に分けて塗りたいところですが下部の目鼻が付かないとフェンダーが付けられず、よって上部を組み付けません。車体下部から塗っていきます。

まず車体下部側面に固着した砂のテクスチャーを付けて上から影色を吹きます。これは影色を吹いても上からテクスチャを付けたらせっかくの影色が無駄になってしまうからですね。

製作中写真撮り忘れちゃった。上の画像は砂のテクスチャを付けて、上から影色を吹いて、さらに上から基本色の明るくしたイエローブラウンを吹いたところ。影の中にもテクスチャがある感じになりますね。

トローペン1のイエローブラウンには迷彩色のグレーなのですが、この色が微妙です。

人によって解釈がかなり異なりますね。私はフィールドグレイのさらに明度を上げ、彩度を下げたものという解釈ですが思うような色が作れないでいました。

今回塗ったのは田宮アクリルのXF-73濃緑色(陸上自衛隊)という色でボクのイメージに合ったので塗ってみました。


下地のオキサイトレッドと影色が訊いた感じになっていますが、でもハイライトが足りません。ハイライトを入れていきます。

2024年1月4日木曜日

2023年は完成17作

 我ながら結構作ったなあと思います。仕事が終わって帰宅後や休日は戦車三昧でしたから(笑)今年は仕事が忙しくなりそうなので同じペースは無理でも月1作のペースは守りたいですね。あと、フィギュアの腕を上げたいのとウェザリングの高速化も試したいところです。


2024年1月2日火曜日

アカデミー 1/35 Ⅲ号戦車J型 北アフリカ 製作記02

 アカデミー 1/35 Ⅲ号戦車J型 北アフリカ 製作記02です。

ここから砲塔以外の部分を完成させていきます。

まずフェンダーです。前部を取り払う予定ですが、とりあえず全部作りました。OVMのクランプのハンドルが表現されているのはうれしいですね。もちろん3Dプリンタ出力のようなシャープさはありませんが、それでも手軽にリアルな表現になっているのはうれしいです。

若干オーバースケール気味なので細くヤスリたいところですが、こういう極細なヤスリは持ってないのでスルーしてそのまま行きます。


車体の下後部の組立は妙に凝った分割をしています。整風板やスモークディスチャージャー周りは見えないところもしっかりパーツ化されています。思わず「へー、こうなっていたのか」と唸らされます。模型で実物を知るって楽しさですね。

キットにはメッシュとチェーンのエッチングパーツが入っていますが、まだ取り付けていません。


上後部も良い雰囲気の表現で作っていてなんだか楽しいですね。排気口なども細かくモールドしてあるのでタミヤより実感があります。ただ、吊り上げフックが板状なのはやや違和感があります。本当はモデルカステンのセットなど使いたいところですが、あいにく在庫を持っていないので、ここもスルーします。

後部を上面と側面から見た画像です。

前部と後部のスキマや腰髙な印象の車体全体が若干デフォルメ気味なのかもしれませんが上手く表現されている気がします。カッコ良すぎるタミヤのⅢ号より、実車に近い感じがするのは賞めすぎ?



ここから砲塔の組立に入ります。なぜか車体に比べて、組みたてやすさが減退している感じです。特にキューポラ。ペリスコープを開閉選択出来るのですが、必ずスキマができるであろう構成なのでキューポラ下部は必ずパテ埋めしないといけない感じです。
もう少しやりようはあっただろうにと思います。

今回はL42の短砲身装備を選択する予定ですが名古屋の家にDEFモデルのアルミ挽物砲身と後部のジェリ缶ラックのエッチングパーツをストックしているのでこれを使おうと思っています。
ここまでのパーツを仮組してみました。なかなかカッコいいです!




ここまでで、ほぼ素組みは終了です。
製作記03では塗装に入る予定です。これまでのような塊を塗るやり方をやめて部位ごとに塗装する昔の方法に改めて塗装したいと思っています。
それでは今年もよろしくお願いします。


2023年12月29日金曜日

アカデミー 1/35 Ⅲ号戦車J型 北アフリカ 製作記01

 アカデミー 1/35 Ⅲ号戦車J型 北アフリカ 製作記01です。

初のアカデミー製品の製作になります。以前M3ハニーを積んでいたのですが、何となく作らずヤフオク行きになりました。さてさて、このキットはそれより新しいのでさらに良くなっているのかな?見ていきます。

このキット時期の違う第15装甲師団のJ型が5種類作れます。砲塔防楯の増加装甲の有無や口径をL42とL60の選択ができます。ボクはVer.3、1941年頃の第15装甲師団の中隊長車を選択しました。イエローブラウンとブラウンの初期の迷彩になりますね。

まず車体の箱組です。タミヤの箱組より手早く堅牢にできそうですね。これは初っぱなから、驚きました。パーツの嵌合いも全く問題が無いです。良い感じじゃないか、アカデミー!


車体側面の表現も良い感じです。側面装甲板の肌合いや、程よいパーツ分割でストレスなく組めてしかも表現は細密です。ボクは下部の脱出用ハッチを逆さまに付けちまいました!付けたとき、一瞬、あれ?と違和感を感じたのですが、先に進むのを焦って確認を怠りました。バカです…

さて、次は履帯です。前回タミヤのⅣ号戦車G型でロコ組に挑戦しましたが失敗しました。車輪をはずそうとしたらバラバラになりました。原因をスプロケットにポリキャップが入っているので抜けにくかったのではと推測。今回のキットはパーツにはめ込むだけなのでイケるのでは?と期待しました。


まずは履帯を組んで一晩寝かせました。で、翌朝、挑戦!

がダメでした…。また車軸がキツすぎたようです。


むむむむ、てことはユルユルになるほど車軸を細く削ってなきゃダメなのか…?

もう最近では戦車を塊で塗るのは無理かなと思い始めていまして、部位毎に塗装の準備をするならロコ組しなくていいんじゃね?という気もします。まあ、できてる方が便利なのは確かですが…。

気を取り直して左右の履帯を履かせました。わりと良い感じで垂れ下がっているかなと思います。フロントフェンダーが取れちゃったような歴戦の車体をイメージしていますが、どうなることやら。


車体上部の製作に入ります。インストにはフェンダーから組み付けるようになっていますが、そうすると履帯の塗装が難しくなるので先に上部構造物、フェンダーを製作し、塗装をしながら組み付けていくことにします。
フェンダーの接着強度も高く設計してあり、かなり安心しながら製作していけますね。
上部構造物の正面、側面装甲もスキマなどができない設計で驚かされます。装甲板の鉄っぽい風合いも良い感じなのでこれを残せる塗装方など考えてしまいます。


箱組時の強度アップの横板を上部構造物の位置決めに利用しています。前部もダボがあり、
位置がずれることがないです。




アカデミー、ファンになっちゃいそうです。
フェンダーの組立はなどは製作記02に譲り、製作記01はこれで終了とします。
閲覧ありがとうございます。



2023年12月28日木曜日

タミヤ 1/35 一式砲戦車 製作記01

 タミヤ 1/35 一式砲戦車 製作記01です。

広島に帰省して、アカデミーのⅢ号戦車J型を作り始める予定でしたが、荷物が遅れるようだったので、書斎にストックしていた一式砲戦車をサクッと素組みすることにしました。

ちなみにチハ車は2回作ったことがあって、あの華奢な感じが良く出ていますよね。

この一式砲戦車も発売された頃に1回だけ作った記憶がありますが、どうなることか(笑)

普通に各ホイールを組みたててシャーシに組み込みます。ロードホイールなどがとても繊細なモールドで、良い感じです。足回りはなかなかの精密感ですね!




履帯を履かせてみました。起動輪とかみ合って精密感ありますね。ただ、軟質素材の履帯なので残念ながら反った感じはしますね。



説明書が曖昧で隔壁の組込方法がよくわかりません。
このころのタミヤの説明書はときどきこういう所がありますね。
とりあえず。こうかな?と思う方法で付けてみました。


上部の構造物を組み付けます。
ここは持ち帰り時に壊れないよう接着しないでおきます。


隔壁も問題無かったようで一安心。後は砲と防楯ですね。


砲尾や照準器など、タミヤ王道の分割で簡単に組めます。今回は帰省先での気晴らしなのでパーティングラインなどもほとんど気にしていません(笑)Nipperさんのように気楽に組みますが、こういうのも中学生の頃に戻ったようで楽しいです。

防楯上面にすごいスキマができました。他にも幾つかあるので名古屋に戻ったらパテ埋めしてヤスってならします。
さて、上部構造物を嵌めたらこんな感じになりました。
なかなかカッコいいですね。



塗装は名古屋で行いますが、車体内部は何色なんだろ?
一応、製作記01はこれで終了です。素組みで車体ができました。
続きは名古屋に戻ってからでーす。でもそんなに愛が深いわけではないので(笑)筆塗り三色迷彩にチャレンジしてみるかな(笑)。