2022年8月28日日曜日

夏休みも明日で終わり 帰省した作った戦車

 夏休みも明日で終わり。

広島では、昼間は論文OR家の用事、夜はプラモデルという生活でした。
プラモデルといっても素組みで組立だけですが。
で、今回タミヤの古いキット、4号戦車D型と新しい38(t)を組み立てました。
アフリカ戦線専門のボクが38(t)を作ったのは理由があります。
ロンメル将軍がアフリカに来る前年、1940年のフランス侵攻で率いていた第7戦車師団の主力戦車がこのチェコスロバキア製の38(t)だったからです。が、そこに致命的な考証ミスが(笑)。
組み立てたタミヤの38(t)E/F型は1941年からの生産でフランス侵攻の時はB型だったんですね。
ジャーマングレーに凜々しい赤と白のターレットナンバー、黄色い師団マーク、車長とロンメル将軍の会話よいったボクの中のストーリーがガラガラと崩れ落ちました(笑)。

4号戦車もアンテナケースの位置が間違っています。インストではよく分からなかったので適当につけたのですが(家でなら資料で確認出来るのですが、あいにく4号戦車の資料は全て名古屋へ(笑))全然違っていますね。まあ、これは修正可能なので完成するときには直します。


スケールモデルを作る人は誰でもそうだと思うのですが、プラモデルを作るというのは、「作る」そのものの作業とは別に、歴史の一コマと目の前の作ろうとしているモノが繋がっている感覚を持っていると思います。
史実上でくりひろげられたであろう数々の場面や感情、空気感を、作ろうとイメージしているプラモデル作品で表現するのですね。なので、考証ミスはそのイメージをぶち壊してしまいます。
タミヤが用意しているデカールはロシア戦線のものだけ。
残酷無惨なロシア戦線を、戦史を読むだけならともかく、プラモデルにするのはボクには重すぎます。
塗装の練習台行きですね(泣)

0 件のコメント: