2024年3月16日土曜日

タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車L型 製作記05 完成です。


タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車L型 製作記05です。

完成に向けてスパートします。土曜日が名古屋模型愛好会の例会なのでそれに持っていきたいですね。今日入れて5日。平日はたいして作業時間取れませんが、この土曜日が休日なのがラッキー。がんばります。

さて、だいたい工作が終わったところでしたが、ふと思いつき砲塔の増加装甲部分に予備履帯をいれました。記録写真で時々見かけますね。で、未塗装の部分を塗装します。砲口カバーと紛失防止?のワイヤー、(本当はロープだと思いますが…)、エンジンデッキに敷いたシートなどです。英軍からの鹵獲品ってことでデザートイエローにしてみました。色の関係が面白くなりました。とろけるスライスチーズみたいですけど(笑)


残りの工作はアンテナです。ストックにアドラーズネストかな?の2mアンテナがあったのでこれを使うことにしました。が、これが砲手と干渉することが発覚。先に砲手を固定させないとアンテナが付けられないので、先に砲手などのフィギュアの仕上げにかかります。


負傷した砲手が上を向いて車長と会話しています。車長は彼を慰めているのか、労っているのか。

その会話に装填手も真剣な面持ちで参加しています。彼も砲手のことを心配しているのかも。そんな3人の絆を感じて頂けたら成功です。その絆を作ったのが、この歴戦を経た愛車Ⅲ号戦車というわけです。

とか何とか言っても画像で観ると溶けた蝋人形状態でホラーです(涙)

ああ、それにつけても、フィギュア上手くなりたい…。

さあ、気を取り直してベースの調整に入ります。今回の見所としてサスペンションを可動にしたにも関わらずその効果があまり感じられません。


これは残念なので、ベースに障害物を追加して調整します。


あと、鉄骨などもとってつけたようなので、モノを追加して臨場感を増します。


あとは、ひたすらチッピングとウェザリングをくり返します。

タミヤアクリルは乾燥すると塗膜が丈夫でシンナーでも溶かせない感じですが、ケープで塗膜を弱くしたのが良かったのか、先に水で剥がそうとしたのが良かったのかシンナーを浸した綿棒で簡単に剥がせました。


ウェザリングしながら細かなはみ出しや塗り忘れなどを修正していきます。不注意に指がアンテナに当たって曲がってしまったのは痛恨のミスです!

これで完成です!自分でも結構気に入った作品になりました!ここまでお付き合い頂いてありがとうございます。




本作は以上となります。

ご閲覧頂きありがとうございます。次回作はタミヤ以外のキットをどれか作ろうと思います。しばらく、イタレリ、ドラゴンなどの製品を作っていないのでそちらにするか、初めてのブロンコにするか、しばらく楽しいお悩みタイムを過ごします。

2024年3月12日火曜日

タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車L型 製作記04

 タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車L型 製作記04です。

作りかけの模型を移動するにはやはり、ベースに固定して周囲を保護して運ぶのが一番です。特に今のⅢ号戦車のように車体上下が固定されていない状態では、ベースに下部を固定して、上部はテープと保護材で必要があります。

「プラモつくろーぜ会」にⅢ号戦車持っていってチッピングやフィギュアの粗塗りをしようと思っているのでとりあえず簡単にベースを作りました。細かなところはあとで修正するとして前後2本のネジで固定しました。

が可動サスペンションの良さが表現出来ていないのであとで、より大きい障害物を置かないといけません。

車体は細部への塗り分けを進めます。第15装甲師団第5中隊(てことは第8戦車連隊第2大隊ですね)この連隊はおもしろいマーキングをします。ゲベックカステンの蓋を赤く塗ったり、例のトランプマークを使った中隊表示とか。ここではあまり模型で見かけないゲベックカステンの赤蓋をやってみました。


ちょっと彩度が高くて目立つのでデカールと共に彩度をあとで落とすよう調整します。その他のOVMや機銃を塗っていきます。



 
乾燥を待ちながらフィギュアにサーフェイサー吹いたり、ベースのスキマにジェッソ塗ったり。細々作業を進めます。


画像にすると見えなかった荒れが目立ちますできるだけ修正して、今日の「プラモつくろーぜ会」で粗塗りまで持っていきます。こんな感じになりました。



あと、デカール貼って、細部を塗り分け、顔を塗ります。
戦車の方は、ベースの鉄くずをサビサビにして、少し地面に変化をつけています。

鉄骨はエバーグリーンのHアングルとタミヤのジェリ缶です。
後ろにも荷物少し積みましたが、もっと積みます。ジェリ缶はガソリンがタレた跡をエナメルのオレンジとブラックでつけています。車体にもつけなくてはいけませんが、まだです。




画像では目立ちませんがチッピングとウェザリングも進みました。
チッピングはケープ剥しと昔ながらの描き込みとハイブリッドで進めています。
ケープ剥がしによるシャープなお手本があるので同じスケール感で描き込みができます。
これは気が付かないメリットでした。リョータさん、ありがとー。
下の画像はケープ剥がしと描き込みが共存している、砲塔前面の跳弾板のところです。

で、家に帰ってみると、幾つか部品が外れていました。キューポラハッチ片側、排気整風板、マッドガード、エンジンデッキの蓋。それは良いとして、エンジンデッキの蓋が見つかりません。なんで?「プラモつくろーぜ会」を出る直前はちゃんとしてたのにそのまま帰宅したらない!おかげで、ここはシートか何かで隠す必要が出ました…
なんでプラモのパーツってこういう不可解な無くなり方をするんでしょうね!?


壊れた車体を直しつつ、フィギュアにデカールを貼りました。
やっぱりテクスチャがはいると生きている感じがしてきますね。


あと、シャドウを入れて、顔を描いたら終わりです。今回は車長はうつむいているので陰だけにして、砲手と装填手さんの顔は描かないとだめですね。
さて、工作も終盤です。壊れたパーツを接着します。


壊しそうなものは後から付ける、が私のセオリーです。(途中いろいろ壊れてますが(笑))瞬間接着剤の強度っていまいち信頼できなくて…
そのほかキューポラのところの直接照準用に…あれなんて言うんでしょうね?


それと移動中のシーンなので砲身カバーとその紛失防止用の紐を付けました。
基は砲身基部に金具があってそこに結んでいるようですが、写真がありません。
アハトゥンク・パンツアーには写真があるのですが暗くて見えません。
常識的に穴の開いた小さな板状のものかと思いでっちアップしました。砲口側はマスキングテープです。


あとは最後にアンテナ付けたら工作は終了です。
完成が見えてきましたが…まだ今週いっぱいはかかるでしょう。今日はフィギュアを仕上げにかかるか、可動サスペンションが作動しているようにベースを調整するかです。
閲覧頂きありがとうございます。
次回で完成に持っていきます。








2024年3月9日土曜日

タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車L型 製作記03

 タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車L型 製作記03です。

前のアーティクルの最後に「塗装に入る」と書いてましたが、少々この1週間ほどの仕事疲れが出てしまったのか、どうもモチベがあがりません。一旦脇道にそれて、これに載せるフィギュアについて考えていました。何しろ砲塔のハッチを全開なので3人載せなければいけませんが、側面のハッチから箱乗りしているフィギュアは、なんといってもタミヤのⅣ号G型初期のフィギュアが秀逸なので、あれを使おうと。ただ、車長は出来が秀逸なせいかネットなどでもいろいろなところで流用されていて、ちょっと食傷気味。自分も使ってるし(笑)

しかもこの3人、表情が硬くて3人の関係が、よく分からず仲が悪そう(笑)。アフターパーツのヘッドなどを使いながら3人の絆を感じさせる雰囲気を作りたいと思っています。

なにせ、乗車している戦車は歴戦でボコボコですし(笑)絆も生まれようというもの。この鉄十字章を佩用した車長が部下の砲手に何か話しかけ、対面の装填手もその何かに共感している感じ?で行こうかと思います。

その他、ジェリ缶ラックのチェックにジェリ缶を満載してみたり、荷物を物色してみたり、塗装に入る前に少し休憩です。車体に銀サフ(カステンの丸サフ オフシルバー)を吹いてフィギュアにヘッドを置いてみました。

左の砲手はトライスターのトロピカル・タンククルーからケガした人、右の装填手さんはたぶん、なんとかっていうドイツのメーカーのモノです(パッケージが無いから忘れちゃった)車長はタミヤのSdKfz.222のバイク付きのセットから。まだ、今ひとつポーズが決まりません。


しかし、銀サフ吹くとブリキのおもちゃみたいで、なんか趣がありますなあ。


ジェリ缶など荷物も作り始めました。今回は10個でジェリ缶ラック満載です。
サーフェイサーを吹かずに生のプラに、カンスプレーのライトブラウンを吹くと自然に塗料が流れて下地がでてきます。わりと良い感じなのでいつも使う手です。ここから少し色味を変えたり錆びさせたりします。今回は高石さんのようなオイル汚れもやってみようと思います。そういえばあまりジェリ缶にオイル汚れはあまりしたことなかったです。


今回はサスペンションが可動なのでベースにある程度強い力で車体を締め付けないと可動サスが生きてこないので、車体に2箇所3mmのナットをつけました。これでガッチリ固定できるはずです。


さて、ここでまずケープを吹いてアクリルのハルレッドを吹き、さらにケープを吹いて迷彩色を吹きます。前回はこれをやろうとしてたのに手順を間違えましたから、今回は慎重にいきます。


けっこうムラムラですがどうせ下地なので気にせずいきます。


ちょっと爪楊枝でいじってみたら良い具合にハゲます。よしよし。ここで再度ケープを吹きます。その上から明るく調色したライトブラウンを吹きます。


少しハルレッドの暗い感じが残るように吹くとこんな感じ、使い込んでいる雰囲気が出てきましたね。最後に迷彩色です。RAL7020のグラウですが、カラーチップを見ても濃いカーキにしか見えません。とてもグレーという感じでは無いので、今回はカーキにレッドブラウンを混ぜて茶色に少し寄せた感じにしたいと思います。


が、吹いてみると全然、茶色に寄っていない。というよりオリーブグリーンそのまんまじゃん!ここでトラブル発生。ハンドピースから塗料が出っぱなしになります(笑)

どうもノズルカバーがまた塗料で固まったようです…むむむ、このまま行くしかないと各面にこのオリーブグリーンを吹きました…。ま、まあこの方がグレーという感覚には近いかな(涙)。



さあ、ここからは、ピンウォッシュ、チッピング、デカール、OVM塗装して、ウェザリング、ベースに固定といった流れになります。まだ先は長いですね。
とりあえず、ピンウォッシュとチッピングを進めています。


タミヤアクリルの塗膜、一晩乾燥させると、すごく強固です。
水を浸潤が少ないのか大きく剥がれてくれません。ケープが塗膜を弱くする効果を上回る塗膜の強さなのかも…。



濡らしたスポンジで擦るとかいろいろやっています。激落ちくんと普通の台所スポンジで効果が違って面白いですね。ただ、自分のイメージとは違います(涙)


さて、明後日は「プラモつくろーぜ会」この子のウェザリングをするか、フィギュアを粗塗りまで持っていくか…。車長のフィギュアポーズ修正しています。前のめりにして砲手と話している感じにしようとしています。


素のままだと顔が怖くて叱っているようなので(笑)ヘッド交換は必要ですね。


車長のフィギュア、だいたいポーズは決まったんだけどヘッドが良くないですね…砲手との会話を意識しすぎて角度が低くなりました。

前から見るとこんな感じで、えらく気落ちして喋ってるように見えます(笑)
これではいかになんでも、ショボくれすぎているので、角度を上に上げました。



これで3人の会話を感じられる気がします。
この線でフィギュアを仕上げます。しかし、帽章が違うのでこれは削ってデカールはります(笑)Ⅲ号戦車のチッピングもう少し進めたいし、ベースに仮止めしたいし…

閲覧ありがとうございました。
今回はここまでです。