2024年2月3日土曜日

タミヤ 1/35 一式砲戦車 製作記02

 タミヤ 1/35 一式砲戦車 製作記02です。

帰省先の暇つぶしで一式砲戦車を素組みしまして、1月末くらいから塗装作業に入っています。

まず全体をオキサイトレッドのサーフェイサーで吹きました。そのあとアクリルのフラットブラックを影色として軽く吹いています。履帯は古いタイプのベルト式なので、塗料が簡単に剥げ落ちてしまいます。私は「バンパープライマー」というクルマ用の下地処理剤をスプレーしてから模型用塗料を吹きます。



かなり危険な香りのする、臭いスプレーなので屋外で吹くか、換気扇の真下で吹きます。
乾いたらハルレッドとレッドブラウンを混色したものを吹きました。
さらに車内の色は分からなかったのですが、日本軍らしく、多分カーキだろうということでタミヤアクリルのカーキを吹きました。

今回は日本軍の後期迷彩色で境目のくっきりした3色迷彩を行いますので、まず基本色の枯れ草色を吹きます。Mr.Hobbyの特色セットを持っていたのですが、経年でダメになっていたのでタミヤアクリルで調色します。旧ダークイエローは少し緑味が入っているのでそこに、オリーブドラブを加えて作りました。シャドウを残しながら吹いていきます。



次に筆で草色と土地色の輪郭を描きます。あとからエアブラシで塗りつぶす予定です。
が、描いていると塗りつぶすところを間違えそうなので軽く色を置きました。
ここらでシャドウの意味が段々なくなってきました(笑)



ここから、エアブラシで迷彩色を塗りますが、当然ながらへたっぴいなのでボケ脚が大きくなりがちです。苦戦しながら吹いていきます。
なんかこう、調色した迷彩色がピンとこないので結局タミヤアクリルの、旧ダークイエロー、フラットブラウン、オリーブグリーンを上から吹きました。
少しはそれっぽくなった気もしますが、ドイツ軍脳の私だからかもしれません(笑)





あとは、ボケ脚をシンナーをつけた面相筆でチョコチョコ取っていくのですが、ほんとうにそんなことができるんでしょうか?内藤あんもさんは、その技法で素晴らしく美しい一式砲戦車を作っておられますが…





懸念したとおりやはりうまくできません。結局色を上からレタッチする形で仕上げました。
履帯を履かせて、デカールを貼りました。
艶ありクリアを吹いて、貼って、乾いたらつや消しクリアを吹いて全体のツヤを整えました。
まあまあ、初めてのチャレンジでしたがあまりに酷いものにはならなかったのでこうして公開させて頂きました。



一式砲戦車の数少ない戦歴である、第2戦車師団のルソン島でのマーキングとウェザリングにしたいと思います。
デカールが古くて破れちゃいましたが、ウェザリングで剥げたことにします(笑)
ここから細部の塗り分け、スミ入れ、ウェザリングと進みます。
予定では明日2月3日日曜でフィギュアまで終わらせるつもりでしたが無理なようです。
仕事の締切が重なって大変なので、無理せず少しずつ進めます。












2024年1月24日水曜日

エアブラシのレバーが戻らない!

 もう半年くらい、ハンドピースが不調です。というか、修理できていないからなんですが、なんとか塗れるのでそのままにしていました。

ハンドピースの機種は、TAMIYA SPLAY-WORK HG-Ⅲ 21D というダブルアクションのタイプです。

レバーを押した状態から戻らなくなり、常に押した状態になっているのでエアが出っぱなしになっています。この状態からレバーを引くと塗料が出ます。

タミヤに修理に出せば簡単なのでしょうが、部品交換などが発生すると5千コースになりそうなので自分でなんとか直したいと思っています。永く使う道具なので、中身をよく知っておきたいという気持ちもありました。

タミヤのエアブラシのメンテナンスキットを購入して、ハンドピースを全てバラバラにして各部をツールクリーナーで洗浄、ネジ部分やレバー先端のピン部分などをグリスアップ。

ネットなどではだいたい上記で治るということでしたが、何度試してもダメ。

バルブのOリングを疑ってタミヤから購入。値上がりしてて660円して驚き。3セットも買うんじゃなかった…。でも、結局ダメ。もうタミヤに修理に出すしかないかと思い始めていました。

で、あのレバーがどういうメカニズムで上に戻されるんだろうと思っていましたが、どうやらコンプレッサーのエア圧で持ち上がるようです。

という事はコンプレッサーからハンドピースにくるバルブに問題があるかもと気づきました。ハンドピース側のOリングはごく最近交換したので問題はないとしてホース側のバルブか?

現在繋がっているホースは三連ジョイントを買ったときに買い足したホースです。


これをコンプレッサーからジョイントにつなぎました。このとき、元から付属のホースは汚くなってよれていたので廃棄したんですね。

でジョイントからハンドピースまではカールホースを2本買っていました。でも、結局三連ジョイントを使うとエア圧が落ちてしまうので使うのはやめて、コンプレッサーから来た新しいエアホースにハンドピースをつなげていました。


なので、試しにこのエアーホースをカールホースと差し替えてみたら、レバーがちゃんと戻ります!こちらのホースは厚めのOリングが取り付けられていて、バルブ先端の穴の形状も違っています。結局エアホースに問題があって正しくハンドピースにエアが送られずレバーが戻らなかったようです。

なかなか脱力ものなオチでしたが、なんとかなりました。多分ストレートのものでも同じようなバルブが付いていれば大丈夫だと思いますが、タミヤのカタログやサイトにはこの辺りの言及がないので、そりゃ気が付きませんよね! プンプン!

同じ症状で悩んでいる方、エアホースの方も疑ってみると良いと思います。

2024年1月21日日曜日

CMK 1/35 フォルクスワーゲン Type87 製作記 完成です!

 CMK 1/35 フォルクスワーゲン Type87 製作記 完成です!

このVWも今年の正月に帰省したおりに素組みしたものの1つです。良い雰囲気ですがプラスチックが柔らかいので切り出しには注意が必要です。私は小部品は名古屋に帰ってからつけることにしました。


インストにはパーツ番号が書いてありますが、ランナーにもパーツ表にも番号がないという謎なインストでしたが部品数は少ないので特に困ること無く組立できました。
ひとつだけ、ルームミラーのパーツが分かりませんでした。

ヘッドライトは透明パーツが用意されていますが、ライトの内側部分のお椀状のパーツはありません。小部品を取り付けてドライバーを乗せてみました。このフィギュアはタミヤ製のフィギュアでこのキットのために作られたモノだそうです。

ナンバープレートの部分は湾曲していたので、削るよりもエレファント社のエッチングパーツを使いました。タミヤのサーフェイサー、オキサイトレッドを吹いて、ヘアスプレーのケープを吹きました。

基本塗装はタミヤアクリルのイエローブラウンです。迷彩のグレーもタミヤアクリルの濃緑色(陸上自衛隊)を調色せずに使っています。
そこから、湿らせた筆や爪楊枝でチッピングしていきます。
この方法は剥げ方が立体的に見えるので良い感じだと思います。




実際にはオキサイトレッドだけが見えるような剥げ方はしないのであとから、メタリック系でさらに傷を付けていく予定です。デカールを貼り、フロントガラスはマスキングしました。


ヘッドライトは良く白ペンキで塗って灯火管制しているので、一部を残してフラットホワイトを塗りました。デカールはあり合わせのものを使っています。ストック期間が長すぎて、付属のものはバラバラになりました(涙)
上部のパーツは幌のようなので、バフを吹いておきました。

テールランプはザクのモノアイです(笑)
ガンプラ用の別売りパーツから持ってきました。
全体にバフを吹いて砂埃を被せます。

マスキングを剥がすとフロントガラスはこんな感じです。
いつものDAISOの100円ベースにいつものように木粉粘土で地面を作り、情景テクスチャペイントを塗り、小石を撒きました。いつもの手抜き地面です(笑)。
そこへ以前作ったストックフィギュアを配置してみました。
暑さに参っている歩兵を労っている感じです。
車内にはジェリ缶やMP40を置いてみました。




この歩兵は実はM1944の軍装ですので、大嘘ですが肩章を付けられるシャツを着てズボンにシャツを入れて着ているってことでよろしくお願いします(笑)
こちらもⅢ号戦車と並列で約3週間の制作となりました。
このキットはイタレリブランドからも出ていてイタレリのDAK歩兵とセットで売られています。キューベルワーゲンと並べて作ってみたいですね。

閲覧頂きありがとうございました。


アカデミー 1/35 Ⅲ号戦車J型 北アフリカ 製作記06 完成しました


アカデミー 1/35 Ⅲ号戦車J型 北アフリカ 製作記06 これでひとまず完成とします。

フィギュアを粗塗りから細かく塗りましたが、今回はロンメル以外目を塗っていません。

ロンメルの服装を少し鮮やか目の白にしたのも主人公を目立たせる演出のつもりです。

さらにフィギュアに目が行くよう、マーキングも敢えてしませんでした。


自分としては群像の舞台として面白かったのではないかと思っています。


Ⅲ号戦車の方の塗装などは割と気に入っているのですが
全体に工作がダメすぎて恥ずかしくなります。
フィギュアの方の工作も手を抜いているので、かなり恥ずかしいです。
機会を見てはやくキットを買い直して捲土重来と行きたいところです。


なななんと、アンテナ付け忘れてました(笑)

年末から約3週間にわたってのアカデミー Ⅲ号戦車J型の製作記を終わりたいと思います。

ありがとうございました。



2024年1月19日金曜日

アカデミー 1/35 Ⅲ号戦車J型 北アフリカ 製作記05

 アカデミー 1/35 Ⅲ号戦車J型 北アフリカ 製作記05です。

形状が大体できたので、細部の塗り分けを進めます。


細部はいつもの通りです。「実際はどうか?」はあまり考えず模型映えする塗り分けをしています。ジャッキやスコップは本来塗装されているはずですが鉄色で塗りますしアンテナケースも塗料が剥がれて木部が見えているような、ありえへん塗り方をしてますが、これが自分の好みなので仕方ないです。

次に履帯を仕上げていきました。

最初にレッドブラウンとフラットブラウンを混色した赤みの強いブラウンを塗っています。そこにウェザリングカラーのサンドを砂の粒子が残るように載せていきます。クロームシルバーで錆のハガレを凸部にドライブラシしますが、ギラギラしすぎるのでエンピツの4Bをこすりつけていきました。

ロンメル装甲兵大将も塗り始めました(笑)戦車だけだと飽きてくるので…

車体にピンウォッシュと、ハイライトを吹きました。一部色鉛筆の明るい黄色も入れています。ハイライトはカラーモジュレーション的にやってみたかったのですが、失敗ですね。後日、吹き足していきます。

ピンウォッシュはタミヤのスミ入れ塗料のブラックとディープブラウンを混ぜながら、さらに薄めて使用しています。


だんだん、カッコ良くなって来ましたが画像を見ると、本当に失敗作だと思います。帰省中の暇つぶしに、「サクッと素組み」で作ってしまい、手を入れるところがそのままになり、シュルツェンのステイを接着するガイドなどいらないモールドが残っちゃったりして残念です。

せっかくいいキットをもったいないことをしました。これは再度購入してちゃんと作りたいです。とはいえ、まだアカデミーはⅡ号戦車が積んであるので、これの消化が先決ですが。

次回はフィギュアを組み付けてほぼ完成まで持って行けるのではと思います。