2023年10月31日火曜日

タミヤ 1/35 マーダーⅢ製作記04


 タミヤ 1/35 マーダーⅢ製作記04です。

「プラモデルつくろーぜ会」でベースを製作していきました。

地面はタミヤの情景ペイントの「ダークアース」と「草カーキ」を混ぜながら筆で塗っていきます。これだけでもキメが細かくて良い感じですし、履帯による抉れくらいの凹凸は付けられます。小石や砂利が必要無ければ情景ペイントだけでいいですね。

次に草を植えていきます。いろいろな素材を使って画一的にならないように植えましたが、今回使った新しい素材でセリアの「ナチュラルモス」という素材が凄く良かったです。

土居正博氏が記事で使っておられたので、私も買ってみましたが、使いやすくかつ実感があります。ナチュラルとありますが多分天然素材ではなさそうですが、部分々々で、色艶が少しずつ違っており非常に良い感じです。画像では轍の間に植わっている部分などです。

他には一般的なスタティックグラスや最近流行の、ひとつまみずつまとまったタイプ、糸、スポンジなどを少しずつ植えました。マーダーⅢを置いてみましたが、良い感じ。戦闘室に車長、右端に上空警戒する乗員のフィギュアを置く予定です。

殺伐とした戦場に花はアクセントになっていいですね。季節感を加える効果もあります。今回は夏のノルマンディ戦域ですから樹や草にもハイライトを加えて明るい日差しを感じさせたいところです。

次にマーダーⅢの塗装に入ります。まずは戦闘室の塗装から。白のサーフェーサーを吹きました。

その上から、ラッカーのフラットブラックでシェードを吹いて、そこからアクリルのダークイエローをシェードを残しつつ吹きました。


無線機の配線やシートを塗っていくと戦闘室の情報量が上がっていきますね。
例の救急箱を置きました。
あとは弾薬ラックに真鍮製の弾薬を差し込みました。
弾頭は黒で徹甲弾です。メタルプライマーを吹いて、ラッカーのフラットブラックを吹きましたが、どうもノリがわるいのでレタッチが必要ですね。


こちら側には消火器を置きますが、消火器は本来は左向きに固定されています。ここでは良いアクセントになるのでデカールがよく見える正面向きに置く予定です。

こちら側の弾薬ラックには榴弾と徹甲弾を入れました。榴弾は本当は黄色なので余裕があればレタッチします。

でも多分、画像のようにカバーをかけてごまかす予定です(笑)


なんとか、木曜までに室内の工作、塗装、ウェザリングを終わらせてしまいたいところです。金曜からの3連休で、車体の迷彩塗装、ウェザリング、防空擬装、フィギュアを終わらせて完成させたいですが…3日ではむりかなあ…。

2023年10月29日日曜日

タミヤ 1/35 マーダーⅢ製作記03

 タミヤ 1/35 マーダーⅢ製作記03です。

10月29日はプロモデラー、リョータさんの主催する「プラモデルつくろーぜ会」が大須で開かれてますので参加の準備です。いつもはキットを持ち込んで途中まで素組みして、次の会までに完成させて持ち込むというサイクルで回しています。が、お手付きが残っている状態でさらにお手付きを増やしたくないので今回はマーダーⅢのベースを作業して完成に近づけることにしました。

ベースにカラー紙粘土の黄色を盛り付けます。

今回は木を自分で作ろうかと思いましたが以前買った樹木が使わずに余っていたのでこれを使うことにしました。安いモノなので高品質とは言えないですけど、このままデッドストックしても仕方ありませんから。


樹木を配置して余った枝を粗密を考えつつ適当に置きます。本来は地面を作り終わって樹を植えますが、なぜか今回はレイアウトを作っているウチになし崩し的に樹や草を置いちゃいました。相変わらずアホです。

ただマーダーⅢを置いてみるとどうも締まりませんね。


前方の樹を前景に持ってくると、前よりは締まった感じがします。


接着剤が乾く間にマーダーⅢの仮組みを進めます。折れそうな部品以外はだいたい付きました。接着はしていませんが。



これをベース置いてみます。なかなかいいかなと思いました。前景の樹は低木でも良かったかもしれませんが「潜んでる」感じにするにはこちらの方が良いですね。


というわけで、今日の「プラモデルつくろーぜ会」これに地面を塗って、下草を生やしていきます。今回は樹がこれなので(笑)簡便にするためにタミヤの情景ペイントを塗ることで地面にしたいと思います。

ああ、そろそろ出る時間だ。




2023年10月27日金曜日

タミヤ 1/35 マーダーⅢM製作記02

 タミヤ 1/35 マーダーⅢM製作記02です。

戦闘室内のディテールアップを進めます。主砲の下には救急箱が設置されているので、これを置きます。画像はPlusModelの「Ammunition and Medical Aid Containers German WWII」からとってきた救急箱です。(現在も販売されているかは分かりません、すみません)

本来はベルトで床板に留められるようですが、適当なパーツの手持ちがなく置いただけにします。この色味だけでも戦闘室内のアクセントになるとおもいます。

普通、フィールドグレイで塗装されているのを海外の作例に見かけるので、それに倣いました。消火器はキットのままですが、少し明るめの赤に塗装し、デカールを貼りました。


あと、戦闘室後部には、車外からクランク起動するための差し込み口があり、その裏側にもディテールがあるのですがキットでは省略されているので追加。多分車内でシャフトをつないで戦闘室前部のところへつなげるのでしょう。


ここまで作って戦闘室内を白のサーフェイサーで吹きました。
このあと、黒でまだらにシェイドを吹いてダークイエローで塗装していきます。

今回もDAISOの300円ケースにレイアウトします。ケースにタミヤの10mm厚発泡スチロールを貼りました。ここからレイアウトを考えてスチロールカッターで削っていきます。
奥に樹木や草を植えて隠れている感じにする予定です。

①陣地へ進出中、擬装を見せる
 これはごくノーマルなレイアウトですね。上空警戒しつつ前進している感じ。
 実戦では昼間の移動は自殺行為だったらしいですけど。

②待ち伏せポイントで警戒 戦闘室とフィギュアを見せる
 個人的にはこれが好きですけど、同じような構図を模型誌で見かけるので…少し
 抵抗ありますね。
③それらの折衷案
 これはないですねー中途半端でおもしろくないですね。

レイアウトが決まったら、ベース、車輌、フィギュアが並行作業になりますね。
マーダーは3色迷彩+樹木による擬装にしようと思います。
ダークイエローって、塗料買ったの何年ぶりだろうか(笑)。ずっとアフリカ戦線でしたからねー(笑)レッドブラウンもダークグリーンも色味が変わっていますね。いい色味だけど、私的はもう少し明るくして塗装していくつもりです。

フィギュアはタミヤのマーダーⅠの空を見上げる2人とHobbyBossの自走砲兵のセットから車長を持ってくる予定です。HobbyBossは平野義高氏の存在感ある原型なので今晩届くのが楽しみです。


2023年10月25日水曜日

タミヤ 1/35 マーダーⅢM製作記01

 タミヤ 1/35 マーダーⅢM製作記01です。

8月の「プラモデルつくろーぜ会」でこのマーダーⅢをつくりました。

主たる部品はほぼ作り終わり、組み合わせればOKの状態。


砲弾ラックを空にしているのは、タミヤ純正の真鍮製砲弾を2パック用意済みで、満載にできるからです。ただ、実車にあるラックからクイックリリースできるベルトがありません。

エッチングパーツを購入すれば良いのだけど…もったいないかなあ。というわけで実車が砲弾ラックを覆う布製のカバーを掛けているのでそれを鉛の薄板で作る事にしました。


無線機が無配線だとさすがに寂しいので鉛の細線で配線をでっち上げました。

アンテナから無線機の間に接続する機械があるのですが1.2mmプラ板2枚重ねででっちアップ。本物はこんなに大きくありません。変圧器もキットのはただの箱でちょっとおかしいのですが自作するには結構時間がかかりそうなのでそのまま。

実車にはヘッドホン以外にもスピーカーがあったりするのですが、これも3千円近く出してレジンパーツを買うのはさすがにもったいなのでカット。

無線機から長く伸びている線は車長のヘッドホンにつなぐ予定です。


戦闘室内には、救急箱、クランクシャフト差し込み口の裏側など面白いディテールがあるので、もう少し追加してから車内の塗装に入る予定です。

今回は夏のノルマンディの木陰に隠れるマーダーⅢを表現したいと思っています。

樹木をイチから自分で作れるかもチャレンジですが、夏の木漏れ日を塗装で表現出来るかもチャレンジですね。

2023年10月24日火曜日

タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車N型 第501重戦車大隊 製作05 完成しました


 タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車N型 第501重戦車大隊 製作05です。

インフルエンザで一時中断しましたが完成しました。


主な変更点はフィギュアの追加と、細かな塗り分けです。

まずフィギュアを組みたてて、塗りました。走行中なので目を細めているイメージです。

肩章などは全て田宮製のデカールです。貼った後にフラットクリアを吹いてツヤを落ち着かせます。


砲塔に固定して作業しやすくしておいて、ヘッドホンのケーブルを追加しました。

0.2mmの金属線を2つに折って左右に分けて、残った部分は捻っておきます。

プラ板で作ったコントローラー(?)にヤスリで溝をつけ、その中にケーブルを埋めました。

あとは、プライマーとアクリル絵の具で塗装、ゼリー状瞬着で接着です。

OVMの塗り分けや消火器にデカール貼ったり、のテックライト破損したことにしてケーブルをつけようと思いますが、撮影時には付け忘れちゃいました。


エジプトの砂漠っぽい背景を入れてみました。チュニジアの良い背景を見つけられなくて…。地面と全然雰囲気違いますが(笑)





私の拙い作品の製作記を最後までご覧頂いてありがとうございます。

拙いながらも下手の横好き。情熱を持ち続けたいです。

ビネットなどでストーリーを語るよりも戦車が好き。単品とビネットのスキマ、生きている戦車の生きている様を作り続けたいですね!










1/35 タミヤ BT-42 製作記06 完成です

  1/35 タミヤ BT-42 製作記06

BT-42、細かな塗り分けとハイライトをドライブラシしてメリハリを強調しました。

とはいえ、画像ではあまり確認出来ません。すみません。どうしても画像で確認出来るようにしようとするとオーバー気味になってしまって、好みではなくなってしまいます。

なので最近のエアブラシを用いた極端なカラーモジュレーションはどうも違和感を感じてしまいます。

画像の背景は昔のヴィープリの駅です。駅前広場での車輪走行による自国突撃砲のデモ走行ということになりますね。



別の写真ではヴィープリは戦争で灰燼に帰しています。
こういう画像を見ると、自分の街がそうなったらどうなるかと想像して胸が痛みます。
模型ですが、夏をイメージしているので、上面の色味をさらに明るく青みを入れましたが、やはり目立たないですね…


後部のOVM類は少し細かく塗り分けて、かつハイライトとシャドウを加えました。
その後砂とサビのウェザリングを加えています。



車体下部もハードにならない程度のウェザリングをかけています。
たまにはこういうのもいいなあと、気に入っています。



このおぢさんが戦争の時代を生き抜いてくれたことを祈ります。

私の拙い作品の製作記を、最後までご覧頂きありがとうございます。
まだまだAFVモデリングの道は続きます。


2023年10月17日火曜日

いいもの見つけた

 いいもの見つけた。製作したプラモデルを保管するのにDAISOのコレクションボックスというシリーズのケースを使ってました。

同じサイズなので重ねられたりでスペースを節約できるので。
普通のサイズの戦車は1枚目の画像のように、
「深型21cm×10cm×11.3cm」を使ってた。


もっと小さい車輌は2枚目の画像のようにminiというタイプで16cm×8.5cm×10cm。これはこれで便利だけど、小さいけど、砲身が長いとかボディが長いとかだと画像のように無理矢理ケースを延長していた。これはカッコ悪い(笑)


大きくて砲身の長い戦車などは深型では入らず、作らないようにしていた。でも関東ではこんなのも売っているらしい。
「ワイドL型」ってタイプで高さと奥行きは深型と同じで幅が11cm長い。これなら大型で砲身の長い戦車も入るね!


だけどなぜこれが広島や名古屋などではラインナップにはいっていないんだろうか?だから、これを買おうと思うと送料を払ってオンラインショップで買わないといけない。うーん、なぜだあ?こっちでも店舗で売ってくれよぉ。

2023年10月16日月曜日

1/35 タミヤ BT-42 製作記05 ほぼ完成



 1/35 タミヤ BT-42 製作記05です。

さて、このところ主にベース作成に時間を割いています。

戦車長はだいたい塗り終わり。

街灯には電球を付けました。なにかの透明パーツのワインボトルを使っています。

首を切ってペーパーで適当に丸くしました。本来はカバーの部分も付けたいのですが適当な素材が見つからず、仕方なく当面このままにしています。(内藤あんもさんだったかがスポイトがピッタリ!と書いていたような気がしますが、私のスポイトはそれより大きいようで使えませんでした(笑))


見物人のスーツおじさんも塗り始めました。ミニアートのフィギュアはタミヤなどと比べてかなり大きいですが、そこにホーネットの笑い顔のヘッドを付けたら、もうちょっと妖怪的というか「ぬらりひょん」登場という風情であります。


靴と帽子をレッドブラウンに。リボンをハルレッドにクリアレッドを混ぜて塗りました。シャツはブルーです。

ここまではアクリル塗料で、ここからエナメルに切り換えて顔の赤みと睫毛や歯などを描き込みました。わりと良い感じになったかなと思い、ベースに固定したら、髪の毛塗るの忘れてました。あーあ。
上の画像で分かるように電柱はアクリルのフラットブルー。砂汚れをウェザリングして、明るくしたミディアムブルーでドライブラシしています。また歩道との間に雑草や黄色い花を植えてみました。少し夏らしくなったカモです。

マフラーや牽引ワイヤーなどもウェザリング。BT-42の車体になったBT-7は冬戦争の時に鹵獲した物なので結構長く走っているのでマフラーはサビサビにしました。でもデモンストレーションでもあるのでその他の部分はキレイにしているという想定です。
こんなに汚さない戦車を塗ったのはウン十年ぶりのような気がします。
というわけでほぼ完成です。ちょっとお休みして第501重戦車大隊のⅢ号戦車N型に戻ります。こちらを終えてから、BT-42にまた少し戻るつもりです。
もう少し車体をウェザリングして塗り残している部分も塗って完成にする予定です。



下の画像は見えないと思って塗らなかった車長の下半身。

ハッチが大きいので丸見えですね(笑)


では次回で完成まで持っていきます!「作ろうぜ会」に持っていく予定です。