2023年10月16日月曜日

1/35 タミヤ BT-42 製作記05 ほぼ完成



 1/35 タミヤ BT-42 製作記05です。

さて、このところ主にベース作成に時間を割いています。

戦車長はだいたい塗り終わり。

街灯には電球を付けました。なにかの透明パーツのワインボトルを使っています。

首を切ってペーパーで適当に丸くしました。本来はカバーの部分も付けたいのですが適当な素材が見つからず、仕方なく当面このままにしています。(内藤あんもさんだったかがスポイトがピッタリ!と書いていたような気がしますが、私のスポイトはそれより大きいようで使えませんでした(笑))


見物人のスーツおじさんも塗り始めました。ミニアートのフィギュアはタミヤなどと比べてかなり大きいですが、そこにホーネットの笑い顔のヘッドを付けたら、もうちょっと妖怪的というか「ぬらりひょん」登場という風情であります。


靴と帽子をレッドブラウンに。リボンをハルレッドにクリアレッドを混ぜて塗りました。シャツはブルーです。

ここまではアクリル塗料で、ここからエナメルに切り換えて顔の赤みと睫毛や歯などを描き込みました。わりと良い感じになったかなと思い、ベースに固定したら、髪の毛塗るの忘れてました。あーあ。
上の画像で分かるように電柱はアクリルのフラットブルー。砂汚れをウェザリングして、明るくしたミディアムブルーでドライブラシしています。また歩道との間に雑草や黄色い花を植えてみました。少し夏らしくなったカモです。

マフラーや牽引ワイヤーなどもウェザリング。BT-42の車体になったBT-7は冬戦争の時に鹵獲した物なので結構長く走っているのでマフラーはサビサビにしました。でもデモンストレーションでもあるのでその他の部分はキレイにしているという想定です。
こんなに汚さない戦車を塗ったのはウン十年ぶりのような気がします。
というわけでほぼ完成です。ちょっとお休みして第501重戦車大隊のⅢ号戦車N型に戻ります。こちらを終えてから、BT-42にまた少し戻るつもりです。
もう少し車体をウェザリングして塗り残している部分も塗って完成にする予定です。



下の画像は見えないと思って塗らなかった車長の下半身。

ハッチが大きいので丸見えですね(笑)


では次回で完成まで持っていきます!「作ろうぜ会」に持っていく予定です。

2023年10月11日水曜日

1/35 タミヤ BT-42 製作記04

 1/35 タミヤ BT-42 製作記04です。

デカールを貼りました。ピストルポートに重なるかなり凶悪なデカールですがタミヤのマークフィットでなんとかなりました。



塗り忘れていたOVM等も塗ります。あとで、エナメル系でもう少しOVMは塗り込みます。


その前に車体にウェザリングカラーで軽く砂汚れを入れました。
街路をデモ走行している想定なので軽く汚すだけです。

フィギュアも開始しました。
こんな感じに仕上げようと思います。
歩道上にいるのはキット付属のフィンランド軍将校と、ミニアートのドイツ市民に入っているスーツおじさんです。ヘッドはホーネットの笑い顔に換えて帽子をかぶっています。
コマンダーはミニアートのフィンランド軍戦車クルー、ドライバーはタミヤのロシア戦車兵セットの無帽の兄ちゃんです。

コマンダーとドライバーを少し粗塗りしました。
服はアクリルのミディアムブルーを薄く塗り重ね。顔はシタデルで染め塗りしています。
北欧の人たちなので金髪にします。(とはいえフィンランド人はスカンジナビア人とは人種や文化が異なるそうですが)


ここから、細部の塗装を仕上げつつ、ウェザリングを施しつつ、フィギュアも仕上げていきます。目標は11月16日の完成!ちょっと難しいかな?(笑)
ヤフオクでタミヤの道標セットが買えたので、街路灯立てるかもです(笑)


2023年10月8日日曜日

1/35 タミヤ BT-42 製作記03

 1/35 タミヤ BT-42 製作記03です。

設置するベースを作り始めました。いつものDAISOの300円ケースです。今回はベースの表面は簡便にしてモデルを引き立たせたいと思います。(モデルがシンプルだし)

型紙に合わせてタミヤの情景シート 石畳Bを木工ボンドで貼りました。

乾いたら歩道の部分を3mmのスチロールボードから切り出して貼ります。



そこに同様にタミヤの情景シート石畳Aを貼ります。

歩道の側面は1mm厚のプラ板をリューターで荒らしたああと、適当に切って木工ボンドで貼りました。


ジャーマングレイでウォッシングし、ニュートラルグレイでドライブラシをかけました。
さらにバフを軽くエアブラシで吹いて変化を付けました。
画像ではモデル固定用に3mmのボルトを差し込んでいます。タミヤのキットには最近ナットの固定場所が作られているのでナットを瞬着で留めています。


本体を基本塗装しました。塗料はタミヤアクリルです。

クリアブルーを混ぜたフィールドグレイをまず全体に吹いた後、同色に白を混ぜて明るくしたフィールドグレイをエッジなどに吹きました。

吹いたときは明るいと思ったのですが乾くと思ったほどメリハリが出ていません。ここらあたりは、もっと目立つような調色をしなければいけませんね。





イメージはもっと青っぽくしたかったのですが、これはこれで気に入ったのでそのまま行きます。デカールを貼り、トップコートのつや消しを吹きました。

ガサガサのタミヤアクリルは私には死んだ戦車に見えてしまうので、トップコートで仄かに出てくる艶が好きです。

ピストルポートの上からデカールを貼るという凶悪なマーキングですがタミヤのマークフィット(ハードタイプ)で何とかなりました。一瞬下地の色が変わったかと思い慌てましたが乾燥すると何事もありませんでした。良かった。

あとは細部を塗り分けて、スミイレ、軽くウェザリングで車体は終了。

フィギュアを乗せて固定で完成です。ただ、ここ数日モチベーションが上がらず進捗が亀の歩みです。仕事が忙しくて疲れてるみたいです。



2023年10月4日水曜日

1/35 タミヤ BT-42 製作記02

 1/35 タミヤ BT-42 製作記02です。

行き当たりばったりモデリングは続きます(笑)

BT-42の戦闘記録などをグランドパワーなどで読んだりしていると、なかなか情けない失敗作ですよね。一見巨大な砲にデカい砲塔で強そうに見えるけど、装甲は20mmで装甲車並みで砲は旧式で、しかも成形炸薬弾の開発に失敗した可能性もあって対戦車能力が著しく低い(涙)のでなかなか活躍している勇姿は作りにくいです。なので街中を車輪装甲している姿を作ったら面白いなと。あんまりこの姿を作った例を見たことがなかったし。

よしよし、1943年頃の継続戦争もカレリアを奪回して落ち着いた頃にヴィープリ辺りの市街を走っていたらカッコいいじゃないかと。そのころBT-42がヴィープリにいたかどうかは知らんけど(笑)。

とりあえずジョイントをぶった切ってステアリングを切って、


ステアリングさせるためのブームをプラ棒と、キットのパーツで作って


それらしくなりました。

失敗した砲塔は積みのBT-42を引っ張り出して作り直しました。カッコ良くなりました。

特に砲身基部の先尖ボルトがカッコいいですね。

そのほか、装備品パーツをいろいろ付けました。

ワイヤーが木綿糸からナイロンに変わっているんですね。これなら、けば立ちがなくていいですね。




ここまでで、車体はの組立はほぼ完了です。

フィギュアはこれから考えるのでハッチは接着してません。

街路を車輪で走る戦車。どんなフィギュアがいいでしょう?



2023年10月2日月曜日

タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車N型 第501重戦車大隊 製作04

 タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車N型 第501重戦車大隊 製作04です。

足回りのウェザリングが納得できず、迷走していましたが、付けたテクスチャの上からバフを吹き直したら、それなりに納得できるところまでいけました。

最近のマテリアルそのものに色を付けてウェザリングしていく手法にこだわりすぎていました。テクスチャにエアブラシで吹いていく基本を忘れていた気がします。



さて、ここまでできたら普通は小物の組み付けに移ると思いますが、キット触るのに少し飽きていたのでベースを作る事にしました(笑)メチャクチャです。


コルッキーというマテリアルを使いました。
中に、コルクだかなんだかが混入された粘土で凸凹のテクスチャが作れる粘土です。
という触れ込みでしたが、以前使って形状が作りにくくて使用を止めていました。
とはいえ一袋残っていたのでデッドストックになるのもいやなので今回はこれを使います。
多分これがコルッキーを使う最後になりますね(笑)
ベースをマスキングしたあと、木工ボンドを塗りながら薄くしたコルッキーを置いていきます。今回は道路なので平坦で良いですね。



乾いたら、チュニジアの写真で見かける路側の石積みを作りました。
素材はシーナリーブラスタを板状に固めておいてハンマーなどで砕いたものです。
砂漠の険しい石や岩にはぴったりの素材です。これを木工粘土で固めながら積みました。


乾いたところで、KATOのバラストを木工ボンドで固めながら適当にまきます。

ここでも疎と密を意識しつつまきます。

その後乾いたらエアブラシでライトイエローブラウンとバフを吹きます。均一にならずバフがハイライトになるように。



戦車を置いて様子を見ます。後ろからフィギュアを置くので前寄りに配置しました。
路外に草を植え、スタティックグラスも枯れ草としてまきました。
乾いたらもう少し緑も加えつつ自然にバランスを取ろうと思います。
これから、ピグメントも使って道路内の埃っぽさを表現していきます。

2023年9月28日木曜日

1/35 タミヤ BT-42 製作記01

 1/35 タミヤ BT-42 製作記01です。

作りかけも、いっぱいあるなかで、プロモデラー、リョータさん主催の「プラモつくろうぜ会」に参加して組み立てるために(笑)タミヤのBT-42を始めます。


というわけで前夜、シャーシの箱組まで組み立てて、出陣です。

が!なんと、「つくろうぜ会」当日会場まで行って道具を拡げて、「さあ始めるか」となったところでインストを家に忘れていることに気づきました。バカです。大バカです。急きょ会場近くのキッズランドで一個購入。積みプラ、プラースワン!…バカです…

いちおう会場では4時間くらいかけて、この辺まで作りました。で、翌日から作業続行です。



車体の大枠ができたので、砲塔を完成させようと思ったら、大変な事が発覚。砲身基部の外側の防楯を上下間違えて接着しており、砲塔本体にうまく接着できない、酷いスキマができちゃいます。あー、やっちまった!



仕方ないので、先日購入した積みからFパーツを取りだして砲塔を作り直しました。

ついでにエッチングパーツも付けて砲塔は完成(コマンダーズハッチはフィギュアとの絡みがありそうなので未接着)ただ、インストには開状態にも選択出来るとは書いていない。

このBT-42タミヤには珍しく地雷が多い気がします。


さて、ここから悪い虫がでて、履帯を履かずに車輪走行状態で作ってみようかと思い始め強引に第一転輪をステアリングさせました。


小パーツが折れたりしていますが、これはステアリングさせるためにどうせサイズ調整するので無視、パーツは開梱した積みから持ってきます。失敗2個イチモデリングです(笑)

で、ここで新たな問題発生。勢いでステアリング切ったけど、外した履帯をどうするか?

ソ連軍のBT-7などではフェンダー上に履帯を置くためのラックが作られていますが、フィンランド軍のBT-42では見たことがありません。そもそも推奨しない運用らしいので、わざわざそんなものを作らずでっかい雑具箱を作っています。

履帯を外すシーンなら車体はそのままでいいけど、「なぜステアリング切っているんだ?」ってことになります。ラックを妄想モデリングで追加するか、外したまま、デモンストレーション的に街中を走っているか、悩み中です。

新学期も始まるので忙しくなって、模活もスピードダウンしますから、まあ、ゆっくり考えます。


2023年9月25日月曜日

タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車N型 第501重戦車大隊 製作03

 タミヤ 1/35 Ⅲ号戦車N型 第501重戦車大隊 製作03です。

ウェザリングに入りましたが、失敗談はX(Twitter)で書いているので、今回は簡単に。


タミヤの情景ペイント、ダークアースでテクスチャーを付けました。ダークアースと、車体のゲルプの色味が全く合わず、気持ち悪いので、ウェザリングカラーのマッドアンバーを塗りました。湿った泥っぽくなりました。


乾いたら、上からウェザリングペーストのマッドホワイトを塗りました。乾いた泥のつもりです。これまた、白くなりすぎた上にマッドアンバーとの色味の違いが大きすぎ、
ひどい違和感が…。

フィルタリングで色を乗せてムダな抵抗を試みますが、ダメ、どんどん気色悪くなって、「蔵六の奇病」になってきました(笑)

もう、諦めてバフを吹くことにしました。表面のテクスチャーは気に入っていたので、これで乾いてこびりついた泥っぽくなってくれればOKです。




まあ、それっぽくなったのでこれで良しとします。

結局テクスチャー+バフが最強でした。こんどはフィンランドもので湿った泥に再度挑戦します。

あとは、小物をいろいろ加えていきます。ただ、なんとなく作り始めたのでどういうシチュエーションなのかなんのプランもありません。

どうなることやら…