2023年9月11日月曜日

タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記07

 タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記07です。

そろそろベースのことも考えようと、思います。

いといと写真みたり文章を読むと、砂漠、草原であったり丈の高い草や灌木もあり、そうかと思うと丈のごく短い雑草的なものが生えていたり。林や森こそありませんが、けっこうバリエーションがありますね。

大日本絵画社の「ノモンハン戦車戦」に掲載されている戦術地図を見ると砂漠の部分は意外に少ないことがわかります。ほとんどの場所は画像のような感じなのでしょう。

なので、木粉粘土で地面を作り、草はスタティックグラスと麻紐で作る事にしました。
草をどうやって植えるか、ですが、スーパーフィックス、マットメディウム、木工ボンドで試してみましたが、どれも問題は無さそうです。




木粉粘土の上から乾いた土のひび割れが表現出来ればと思いMr.ウェザリングペーストを2色混ぜながら塗りました。が木粉粘土そのものが乾燥の過程でひび割れてしまいました。


これはちょっとまずいので残したいひび割れは残して大きなヒビにジェッソを塗ってます。マットメディウムの方が良かったかもしれませんが。まずは乾燥を待ちます。

その間にBT-7の車体にフィルタリング。基本色が緑なので側面は暖色系でオレンジ、上面は空の色を意識して青系でフィルタリングを施しました。

さらに薄いサビを入れました。




今週末は名古屋模型愛好会の例会があるので持って行けるようにがんばりたいですね。



2023年9月10日日曜日

タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記06

 タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記06です。

昨日はほぼ1週間ぶりに模型に触れました。今日はBT-7の基本塗装とマーキングの予定。BTとは関係ないのだけどスペースの関係上塗装ブースの中にいろいろ物があって使う時に、ごちゃごちゃを外に出す必要がありました。

面倒なので画像のように塗装ブース内の物どもを2つにまとめて、一気外に出せるようにしました。超便利!


というわけでBT-7です。

いつものようにシャドウとして全体にラッカースプレーのNATOブラックを吹いて、そこからNATOグリーンにフラットイエローとフラットホワイトを2:1:1で調色したもので影を残しながら吹いたのが前回でした。

そこから、上面とエッジの部分にさらに明るくしたグリーンを吹きました。

基本色から2段階くらい明るい色を吹き重ねています。下の画像ではもう艶ありクリアを吹いた後です。


デカールは失敗しました。ノモンハン戦の参加部隊は、黒、赤の帯に白い縦線が入っていますがデカールが破れまくってしまいました。しかもパキッとしたモールドが逆に災いしてシルバリング必至という感じになったので諦めて塗装することにしました。

黒の線は思ったよりうまく塗れましたが、赤線を破線にするための細いマスキングでアクシデントが!密着力が弱いのか細いマスクの部分から赤がにじみ出てしまいました…

塗り直す元気が無かったので筆でレタッチしました。かなり酷いですがもう少し色を調整してフィルタリングとウェザリングでなんとかできないかと思っています。


今日はここから、レタッチの修正とフィルタリング、ピンウォッシュをかけて、つや消しクリアを吹き直すところまで行きたいなと思います。



その後は楽しいウェザリングタイムですね。来週は名古屋模型愛好会の例会があるので、持ち込めるようにベースもそろそろ塗装の様子を見ながらかかりたいところです。

戦場の高地付近は砲撃で掘り返されているでしょうけどそれでは、ノモンハンと分からないので付属のフィギュアを使って草地で打ち合わせをしている場面を作ろうかと思います。




2023年9月4日月曜日

タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記05

 タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記05です。

Twitterでは更新しているのですが、こちらは久しぶりです。Twitter(Xってあんまり呼びたくないんだけど…)の後追いになっちゃいます。っていうか文章書いてブログに載せ忘れてました。

さて、このBT戦車、司馬遼太郎氏いわく、「鉄板をばたばた貼り付けたような」たたずまいなわけですが、どうも組立の下手な私が作るとバタバタ貼り付けたような感じがしません。

段差やスキマがあるからですね。これを埋めて面を出すことにしました。



あまり時間が取れず2日かかりましたが、だいたい良い感じになったので、ラッカースプレーのNATOブラックで影色を吹きました。
いつもはフラットブラックですが、先日使い切ったので、今日はNATOブラック。
こうやって順次缶スプレーを無くしてタミヤラッカーのビン入りに置き換えていく予定です。やっぱり缶スプレーは不経済な気がしまして。
ただ、サーフェイサーはハンドピースのことを考えると迷っていますけど。




というわけで影色の写真を撮っていなかったので、いきなり基本塗装です。
NATOグリーン、クリアイエロー、フラットホワイトを2:1:1くらいの割合で混色しました。
かなり薄めの塗料を作り、影色を残しながら塗り重ねました。薄い塗料で塗り重ねることでカラーモジュレーション的な効果が出ること期待しての事です。



ただ、今回もエッチングのメッシュ部分の塗装に失敗しました。
網目が潰れてしまっています。
これをなんとかしたいとTwitterでアイディアを募ったところ幾つかアイディアを頂きました。次回は
・エッチングの網目回復
・基本塗装塗り重ね
・ハイライトの塗り重ねて進めていく予定です。

2023年8月28日月曜日

タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記04

 8月26,27日の週末は忙しくてほとんど模活はできませんでした…

しかし、なんとかここまではと思い、BT-7にフェンダーを付けるとかチェーンを組み立てるとかはなんとかできました。


フェンダーがつくとカッコ良くなりますね!

車体前部の辺りに謎の段差やスキマなどができちゃいました。

あとでパテで埋めるなりします。ドライバーと車長のハッチは開けて、キット付属のなにやらうちあわせている、フィギュアを傍らに置く予定です。

操縦席にはタミヤの戦車兵セットの残念なことで有名な女性フィギュアいれてみようかしらん(笑)ノモンハンの頃のソビエト兵の軍装などは全然資料を持っていないのでキットのままで行きます(笑)

このBT-7は3台目ですが何度作ってもカッコいいと思います。ただ、あのマフラーのネットの部分、いつもプライマーやサーフェイサーが目詰まりするんですよね…精密すぎるネットのパーツって皆さんどうしてるんだろう?

ともかく今月は模活にあまり時間が取れないんですが、なんとかBT-7とオペルブリッツのガンポーティは完成させたいなと思っています。



2023年8月23日水曜日

ピットロード 1/35 くろがね乗用車製作記 01

 広島にいるのも、今日、明日だけになりました。

明後日の朝にはこちらを発って名古屋に戻ります。

素組みは昨夜で終わりと思っていたのですが、もう、何年も放置していたネタがありました。

例のノモンハン熱が出ていた頃に作りかけたピットロードの「くろがね4起」と「くろがね自動貨車」です。4起はほぼできていてパーツを組み付けるだけで、終わり。

えらくぶ厚い窓枠と方向指示器。これには笑いました。でもかわいい車輌ですね。


自動貨車はボディだけ少し組んだ状態だったのでエンジンやシャーシとボディ外装を組みました。全部の部品を付けたわけではありませんが、なかなかの精密感ですね。



仮組したのが以下の写真です。かわいいですね!タミヤの将校セットの木箱でも積んでみたくなります。ホロンバイルの草原を物資を積んで健気に走る姿がイメージされます!



ただピットロードって不思議ですね。薄い、細い繊細なパーツがあるかと思えば、えらく厚いパーツがあったりします。方向指示器や窓枠がそうですね。4起はエッチングが入っていたようなので、エッチングパーツに変更を前提にしているのかもしれませんが、私は全然使いませんでした。

こちらは明日の夜で、素組み完成の予定です。でも…

もう、帰りの荷物に入れる余裕が無いので名古屋には持ち帰れそうにありません…

塗装や仕上げはいつになる事やら。それまでに資料を集めておくかなあ…



タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記03

 タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記03です。

昨日は午後、家内の帰宅が遅くなるということで、模活に時間が取れました。

ほとんどできちゃいました(笑)



塗装のため、フェンダーを付けていないので、司馬遼太郎さんの「鉄板をバタバタ付けた」無骨なスタイルがよく分かりますね。

このあと、砲塔に傾装甲を採り入れた1937年型、美しいT34/76へと続くソ連戦車発展の系譜が見て取れます。


キットはタミヤの名作ですね!エッチングパーツも付属の治具でキレイに作れます。リベットもパキッとしたキレイなモールドが素晴らしいです。(このところOLDキットばかり作っていたせいで余計にそう思います(笑))

嵌合も素晴らしくて車体上部や砲塔上部の装甲板がピッタリ吸い付く感覚はすごいです。

砲塔の砲身基部だけやや嵌合がキツいですがヤスリで簡単に修正できます。


今回はここまでにして、続きは名古屋に帰ってからにしようと思います。

9月は論文や新学期の準備などで忙しくなるのでブログとTwitter(X)の更新は頻度が落ちると思いますがご容赦ください。

2023年8月22日火曜日

タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記02

 タミヤ1/35 BT-7 1935年型 製作記02です。

昨夜は、履帯を組みました。自宅で素組みするのも24日まで。25日には名古屋に帰るのでもう少し進めたかったけど履帯をだけで精一杯でした。

前述したようにBT-7が好きでこれが3台目なのですが、どうも、このピッチの長い履帯が上手く組めません。

上部転輪が無く、履帯が垂れ下がっていて、うまく固定できないのが原因で、組んでいるウチに動いて外れたりとかするんですね。今回はバラバラの4枚をいったん組んで、それをいっきに接着する作戦で行ったのですが、なななんと組んだ履帯が裏表逆だったりとミスのリカバリーをしているウチにメチャクチャになっちゃいました(涙




向かって右側の履帯が表裏逆になっていますね…修正できるかな?

最悪、あのでっかいフェンダーで隠れるだろ(笑)

操縦席に座らせるフィギュアや砲塔ハッチに置くフィギュアって以前はついていなかったっけ?

このイスどう使うんじゃい?ハッチは開くのに…。

帰省して素組みすると、なぜか焦ってどんどん作ろうという気になってしまいます。反省…。

これからは帰省先でももう少しじっくり作る事にします…(といっても工作能力の低さ+低下は避けられないんですが)