2023年7月28日金曜日

タミヤ1/35 Sd.Kfz.223フンクワーゲンの製作記05

  タミヤ1/35 Sd.Kfz.223フンクワーゲンの製作記05です。

車体前面の失敗したデカール結局剥がすことにしました。

ネットで「セロテープでキレイに剥がせる」という投稿をみてやってみましたが、これは失敗これは貼ってすぐじゃないとダメかも。で定番のマークソフターや、エナメルシンナーでふやかしたりして剥ぎ取りました。

装甲板もひどいことになるので結局、アクリルのジャーマングレーを筆塗り、ケープ、アクリルのイエローブラウンをエアブラシという手順でリカバリーしました。


あとはしばらく、ケープ剥がしでチッピング。ただ、ケープの塗膜が薄いところがあったのか、部位によっては剥がしにくいところがあります。反省点です。ケープはしっかり吹きましょう(笑)

ある程度剥がしたところで止めます。やり過ぎは禁物です。荷物も積んでから、全体を調整しつつ剥がしていきます。で、チッピングにも少し飽きたので、ヘッドライトをさらに彫り込んで、シルバー塗って、レンズ嵌めて、エッチングのメッシュ付けました。

ここでまた失敗。透明接着剤は糸をひくんですが、その糸が車体前面に落ちちゃいました。う!と思いましたがジェリ缶で隠れそうなので、ホッと一安心です。




ここからOVM塗装+取り付け、車載荷物作成&取り付けと進みます。

これがおわったら、ウェザリングを進めて完成ですね。

フィギュアどうするかなあ。ハンドルを切っている状態なのでそちらに傾けるのはアリだよなあ。

2023年7月27日木曜日

タミヤ1/35 Sd.Kfz.223フンクワーゲンの製作記04

 タミヤ1/35 Sd.Kfz.223フンクワーゲンの製作記04です。

d.Kfz.223の組立、だいたい終了したので塗装作業にすすみました。

まず、ラッカーのジャーマングレイで基本塗装、ケープ吹いて、アクリルのイエローブラウン+迷彩…と進む予定だったんですが、うっかりアクリルのジャーマングレーを吹いて上からケープを吹いちゃいました。

タミヤアクリルは乾くと、アクリル溶剤でも溶けないくらいの塗膜の強さがあります。

ケープより上の塗膜がなくなっても、下地のジャーマングレイは維持できると思うのですが、問題はケープを吹くときに充分な乾燥時間を取らなかった点です。ラッカーは乾燥がはやいのですが、アクリルは生乾きではないにせよいつもほどの乾燥時間をとらずに吹いているので一抹の不安が残ります。



びびってても仕方ないのでアクリルの、明度の高いイエローブラウンと、カーキを吹きました。

最も早くアフリカに展開した第5軽師団の第3装甲偵察大隊所属。1941年の9月から第21装甲師団に改編されますがその直後あたりのイメージです。なので結構ダメージを受けた車輌です。

大急ぎでアフリカにマッチした迷彩を施したため、ジャーマングレイを残しつつ大きな迷彩になっています。ただし、アフリカに来て1年近く経っているので、退色も激しく、色相差がほとんどなくなっています。



濡らしたスポンジ棒で雑具箱のあたりを擦ってみました。
良い感じではげてくれます。よかった。
下のジャーマングレイは健在のようです。
タイヤはいつものシタデルカラーのブラックです。気分の良いつや消しになってくれます。


だけど、デカールでやらかしました。キットが古いせいで、デカールが弱くなっていました。

位置をずらそうとすると、簡単に破れやがってくれちゃいます(涙

そのうえ、ケープを下に吹いているのでピンセットでいじっていると、望まない「塗装はがれ」が起こりやがってくれちゃいます(怒

後悔先に立たず…このキットはボクが14年間死蔵したキットですが、古いキットをヤフオクなどで買って作るのはリスク高いですね…。先日のⅠ号対戦車自走砲もそうでしたが…。

ちゃんとお店で買うか、タミヤで買うのが一番安心できますね…。タミヤ、高いけど…。

このあとは、楽しいウェザリングターイム!ですが、荷物も作んなきゃいけませんね。

今回はⅠ号対戦車自走砲のときに土居雅博氏にコメントして頂いたように、カモフラージュネットをマットメディウムでボリュームダウンして使ってみようと思います。











2023年7月26日水曜日

タミヤ1/35 Sd.Kfz.223フンクワーゲンの製作記03

 タミヤ1/35 Sd.Kfz.223フンクワーゲンの製作記03です

組立はこれでほぼ完了です。あとは車幅確認ポールの先端を作るのとアンテナの接着ですが、これは基本塗装後に行う予定です。あ、初めて3Dプリントのパーツ使いました。シャベルを止めているグレーのパーツです。

いいですね、エッチングより全然使いやすいです!このサイズがちょうどいいのですが、そのままだとシャベルの柄の先端が丸くなっているところが入らないのでいったん切り取ってくっつけました。



予備車輪のカバーは薄くて、シーツ被せたようになっちゃったので、なにか対応策を考えます。
色塗ったら分からなくなるかもしれないし。

ナンバープレートは手持ちのエッチングパーツを使いました。いろいろ傷んだ車輌のつもりなので、傾いたりしています(笑)。それにしてもタミヤはたいしたものです。こんなに古いキットでも問題無く4輪が接地しますし、アンテナポールも問題無くアンテナを付けられそうです。うれしくなってきますね。

車体の内部はこんな感じですが、やっぱり、見えません。ここに手榴弾よけネットとフィギュアを置いたら全然見えなくなりますね。まあ自己満足でやったことなので、これでOK。


次はラッカーのジャーマングレイで基本塗装、ケープ、アクリルのイエローブラウン+迷彩…と進む予定。



が!ななんと、うっかりアクリルのジャーマングレーを吹いて上からケープを吹いちまったい!や、やばい。

とはいえ、アクリル塗料なので、いざとなったら落とせますから、まずは、どうなるんだろう?と興味本位で試してみます。

2023年7月24日月曜日

タミヤ1/35 Sd.Kfz.223フンクワーゲン製作記02

タミヤ1/35 Sd.Kfz.223フンクワーゲンの製作記03です。

インテリア部分を完成させました。ウェザリング後にワインボトルやランプ、マップなどを追加しました。



オードナンスの組立図に基づいて配置しましたが?なところもあります。操縦主席とペダルの位置から脚が届かない(笑)のではないかという気もします。

また銃塔の台座と雑具箱などが干渉しないようにセメダインBBXで微調整できるようにしました。

ともかくこれで、車体上下を接着しました。

フェンダーやバンパーなどにダメージをつけたり、ブレーキパイプを追加したり。

左にハンドルを切った形ですが、223って、考えてみると4輪操舵でした。

これって4輪とも左を向けなきゃいけないのかも…。

写真で見たことが無かったせいか全然気が付きませんでした。



あとは、どんどん外装品をつけていきますが、車幅確認ポールや予備タイヤは一工夫したいところですね!

2023年7月23日日曜日

タミヤ1/35 Sd.Kfz.223フンクワーゲン製作記01

 作りかけ包囲撃滅作戦はオペルブリッツ方面はやや遅延しつつも、フンクワーゲン方面に進捗あり!「積みプラ崩そう祭」に参加することで兵の士気も騰がり攻撃は順調に侵攻中なり。

というわけで2009年から放置状態だったこのキット、箱を開けるとエデュアルドのエッチングパーツやオードナンスのインテリアキットを発見。

そのほかシャーシのブレーキパイプをデティールアップしようとしたり、車体上部のグレーチング部分にエッチングパーツを仕込む涙ぐましい痕跡があります。


なぜ止まったか、状態をみてみると、どうもタミヤとオードナンスで車内配置が異なることから、迷いが生じたようです。タミヤは初期型、オードナンスの配置は後期型の車体のようで海外でリストアされているのは後者のようです。オードナンスはこちらのリストア前の車体を取材したのかもしれません。

でもでも、せっかくパーツもあるのだし、ここは気にせず見えそうなところだけ、サクサク組み込むことにします。ブレーキパイプも手持ちの1.2mmプラ棒で作り、当初の2個イチ計画は破棄。このまま作ります。

車体下部のエンジン隔壁は私がエッチングのメッシュとプラ板で自作した物があったのでそれを使用。現物合わせでオードナンスのパーツと合わせました。

今回エンジンは作りませんがメッシュの向こうに見えるはずのラジエターはそれらしくでっちあげるかもしれません(笑)その他内部のパーツは不当の円錐状の台座と干渉しそうなのでセメダインBBXで仮止めしながら進めています。


車体上部はハンドルと簡単なコンソール、銃塔を作りました。銃塔は3本の支柱で銃座や車長席を支えるのですが、レジンのパーツを切り出すときに折ってしまったのでプラ棒で適当に作りました。フィギュアを立たせるので車長のサドルは作りませんでした。


車体はわりとヒケがあったので簡単に面出ししています。


ここから車内を塗装しつつ、車外の工作を進めます。第5軽師団の装甲偵察大隊。DAKの最古参部隊にします。汚れやダメージ多めに作ろうと思っています。

2023年7月21日金曜日

タミヤ1/35 M13/40カーロアルマート 製作記

 タミヤ1/35 M13/40カーロアルマートです。これはリニューアル版です。

リニューアル版はセモベンテは作ったことがあるのですがM13は初めてです。

ゴールデンウィークに帰省したときに素組みで組み立てました。

簡単に組み立てられましたが車体上部の前後の嵌めあわせに注意が必要です。

とはいえ、アルミ砲身付きのお得なキットでなかなかカッコいいです。



名古屋に戻って、ラッカーのフラットブラックでシャドウを吹きました。


次に基本塗装を明るいイエローブラウンで吹きました。

このときはシャドウがあまり残らず、やらかした感が出ちゃいました。


ここから、しばらく放置の後、迷彩塗装に入りますが、砂吹き状態になってかなり凹みました。


そして今日仮完成です。イタリア軍のフィギュアが少し増えているので、それの消化の意味でもジオラマにして活用したいです。OVMを塗ったり、ウェザリングでそれなりにみられるようにはなりました。


荷物などが全く足りませんが、ここらはジオラマ構築時にまた考える事にします。ここまで読んで頂きありがとうございます。

2023年7月17日月曜日

タミヤ 1/35 マーダーⅡ地雷探索版 製作記08 完成

タミヤ 1/35 マーダーⅡ地雷探索版 製作記08 完成

いや、実際のところ完成というレベルには達していません。が、良くなる方向が見いだせなくて、やればやるほど、イヤになるというメンタル的に厳しい状態になりました。

これでは、趣味を苦しいものにしてはイカン!と思い切って今作はこれで終了とすることにしました。同時に、今回発見した地雷を書いておきます。

まあ、今後気分が変わって小物を追加したり塗装したりはあるかもしれませんが…。とにかくチュニジア戦の写真をもっと見たりしないといかんなと思いました。


ただ、マーダーⅡの再販版到着が9月18日に早まったということもあるので、もう少し考証など考えつつ、本番の再販版でがんばろうと思います。


今回は古いキットをヤフオクで入手したので車体上部が反っていたり、バリが少々あったりしましたから、気分を新たにして取り組みたいですね。考証的にももう少し探したいポイントもあります。



というわけで地雷探索版を組んでみた結果、気づきや発生した事などを備忘メモとして書いておきます。

車体前部

・後期型としては、予備履帯ラックの省略が激しい

・ボッシュライトは手持ちのアフターパーツと交換。初期型ならヘッドライト2個。

・フロントのマッドガードとフェンダーの間にケガキ線が必要。もしくはⅡ号線車C型から

 持ってこれるか検討

・装甲板にスキマができる(これは自分のミス)

・特にPAK40の防楯にくっついた装甲板の位置決めは慎重に。側面装甲板と干渉する

・フェンダー上のモールド済みのOVMどうするか?あんなに大きなクランク起動シャフトとかは

 あり得ないので、削り取って防水シートでも置くか
・フェンダー側面はパテを盛って平面にする


戦闘室内部

・無線機装着。初期型ならいらない。

・パーツに手持ちがあれば吊り上げフック交換

・PAK40の組立は慎重に。今回照準器が車体と干渉したので切り飛ばした。

 マーダーⅠのものが使えないか?検討。

・左側のホースのラックにホースを追加。ラックそのものもぶ厚くてヘン。

・ペリスコープの追加と交換 形状がおかしい上に反対側に無い。

・前部の砲身洗竿を削ってプラ棒で作り直す。フックも。ただしあまり見えない。


車体後部

・牽引フックの棒などを制作

・穴を開けてモールドと交換

・車間表示灯追加


足回り

・履帯の交換(Ⅱ号戦車C型)

・足回りパーツのⅡ号戦車C型と交換 多分起動輪は必須

 やってみなければ分からないが車体からでている車軸を交換しないと
 無理じゃないか。起動輪と履帯、上部転輪の交換だけで、うまくいきそうなら、

 他はそっとしておくのが良いかも
・エデュアルドのマーダー用エッチングパーツを発見
 簡単なところは使いたいが、不要ならヤフオク行きか