ロレーヌシュレッパー改造 15cm自走砲 製作記01
正式名称はSd.Kfz.135/1。15cm歩兵砲をロレーヌシュレッパーを改造して搭載しました。
アフリカ戦線支援用に30台製造され第5,15,21各装甲師団に送られる予定でしたが途中輸送船が沈められ、エル・アラメインで戦ったのは23台でした。こういうものがキットになるのは幸せな事ですね。キットはRPMのものを使う予定です。
でもでも、箱を開けてインストを見たり、バリに埋まった履帯、歪んだパーツを見ると、怖じ気づきました(笑)、これ、作れる自信ないわ。
というわけで、ヘタレな私は足回りはタミヤのマーダーⅠを使うことにしました。そっ閉じしとけば良かったのに…
タミヤの足回りはあっという間にできました。7.5cm砲弾架の床部分があるので、プラ板で隠しています。上部構造のグリルから後ろはマーダーⅠとは異なるので切り飛ばしています。
戦闘室側面の立ち上がってる装甲板をタミヤのキットを使って接着しました。グリルの後ろに15cm砲の砲架基部がくるようなのでRPMのキットから持ってきて接着。スキマをプラ板で埋めました。
RPMの側面装甲板下部を切り飛ばしタミヤのパーツと接続できるように整形しました。
が!ここで間違いに気が付きました!実車は上部構造体の下端から傾斜が始まっているのにタミヤのパーツを活かすために切り飛ばしてしまい実車とは異なるフォルムになってしまいます。10.5cm砲を搭載した軽支援型はこうなっているのですが図面をよく理解せずに進めてしまいました…。
そうなると当然あちこちに矛盾が生じます。
選択肢1:タミヤのパーツを剥いで、切り飛ばしたRPMのパーツを再接着してシャーシに接続
選択肢2:仕方ないので側面装甲板をタミヤのパーツに合わせて接着。幅が狭くなる後面装甲板はそれに合わせて整形する。
砲架から外して工作が大変そうな選択肢1は排除して格好は悪くなるが一番、かたちにできそうな選択肢2を取ることにしました。
ここでかなり頭が沸いていたので、ちょっと別のキットに手を出してクールダウンすることにしました。タミヤのダイムラースカウトカーでクールダウンします(笑)